偉大な生涯

生涯、人民のために尽くした偉大な金正日国防委員長、朝鮮人民の誰もが国防委員長への偲ぶ思いで胸を燃やしています。果てしなく広がるリンゴの花の海を見ても、ニュータウンを建てても国防委員長を偲んで涙ぐむ朝鮮人民です。

リンゴの花の頼り伝えて
ビナロンの綿を積み重ねて
もう一度会えるその日　待っていたのに
偲ぶ思い　今日も　あ　涙に

自分の喜びは常に人民の幸福の中にある、人民が幸せに豊かに暮らせるならなにも厭わないとし、岩水落ちる切羽も、険しいあぜ道にも足を運んだ金正日国防委員長でした。この国の小さな漁村と工場の構内にも、学校と幼稚園にも国防委員長の現地指導の足跡が印されています。

朝鮮革命博物館のキム・ソンヒ課長のお話です。

「金正日国防委員長の一生は燃える炎そのものでした。国防委員長のように1日が10日、100日に相当するくらいに働き、人民のために一生を捧げた偉人はこの世のどこにもいないでしょう。いつでしたか、国防委員長が流れる時間について言った言葉があります。そのとき、国防委員長は国と人民のためにより多くの事ができるよう1秒が1時間になってほしい、私が一番大切にするのも時間であり、一番もどかしいと思っているのも時間が流れることだと言ったのです。人民のため、1分1秒を惜しんで働きながらも時間が足りなくて1秒を1時間に延ばせないのをもどかしく思っていた国防委員長でした」

1990年代中ごろは朝鮮人民が自主的に生きるのか、さもなければ帝国主義の奴隷になるかという運命の分かれ道に置かれていた厳しい時期でした。帝国主義連合勢力が四方八方からプレッシャーをかけていたそのとき、国防委員長は愛する人民と次の世代の永遠の未来を守るため強い意志と超人的な精力で、運命が決する道、険しい先軍の道に決然と出ました。

パンムンジョム*1とチョル峰*2、オソン山*3、チョ島*4を始め国の前哨を訪れ、また訪れた国防委員長の先軍革命指導があって、朝鮮人民は帝国主義との長期対決の中でも安定した生活を営むことができました。

…
吹雪に濡れながら
幸せの種を蒔き
雨風に当たりながら
創造の実を一つ一つ育んだ

あ　いずこを見ても
その魂宿るこの地
恋しさの翼を広げて
飛んで行き　抱きしめたい
CNCの機械に秘められた国防委員長の涙を
ビナロンの白い綿に込められたその温もりを
…

今の幸福が国防委員長の献身によってもたらされたものであることを誰でもよく知っているので朝鮮人民は国防委員長の健康を心から祈ったものでした。しかし、その切なる願いは一度もかなえられなかったのです。わずかな時間のうたたねも人民のことを思ってろくにできず、質素な握り飯の食事も人民のことを思ってろくにできずに現地指導を続けた国防委員長でした。遠い外国訪問の時も祖国にいる人民が懐かしくて涙ぐんだ国防委員長でした。

このように国防委員長の心の中には常に人民がいました。それで国防委員長は自分の一生を含蓄すれば人民という二文字が残ると言い、人民のための道で生涯を閉じました。