偉大な献身がもたらした幸せ

偉大な献身がもたらした幸せ

朝鮮人民の偉大な指導者金正日総書記が誕生した2月16日、光明星節がやってきました。民族最大の祝日を迎え、どこもかしこも喜びに包まれている人々であふれています。都心のマンスデ*1地区にどっしりと構えている壮麗な人民劇場から2月の祝日を祝う歌が聞こえてきます。

ピョンヤンのチャンジョン通り*2の超高層マンションと、リニューアルした児童百貨店をはじめサービス施設、ルンラ・イルカ館とヘルスセンター・リュギョンウォン、人民野外スケート場などなど…どこへ行ってみても楽しそうな人でいっぱいです。

ピョンヤンだけではありません。遠い北国のリャンガン道*3サムジヨン郡*4の瀟洒な住宅や、ハムギョン南道*5ハムジュ郡*6のトンボン里*7、ファンヘ北道*8サリウォン市*9のミゴク協同農場*10、ソフン郡*11のポムアン里*12など国のいたるところから人民の笑い声が聞こえてくるようです。幸せが大きいほど、幸せに酔いしれるほど、人民愛でつづられた偉大な金正日総書記の生涯を胸熱く思い起こすこの国の人民です。

国中の大家庭の父となり
われらを育てた
一時も休みなく　労苦を捧げた
父なる将軍ありがとう　ありがとう

朝鮮人民を世界で一番幸せな人民にさせようと心を燃やした偉大な父。広大な田野と工場、発電所、鉱山をはじめ国のいたるところに刻まれている総書記の献身の足跡は、今日もそのことわけを伝えています。コサン果樹栽培農場の責任者、チェ・ジョンス支配人、ウォンサン・ガラス瓶工場のキム・グァンス職長のお話です。

「2011年6月、うちの農場に来られた時、総書記はとても具合が悪そうでした。遠路の外国訪問の疲れを癒す間もなくうちの農場に来られたのですから無理もありません。今にしてみると本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。その日、総書記は農場が見違えるようになったととても喜びましたが、明るく微笑んでいたその姿が今も忘れられません」
「作業場が乱雑なので現場にお迎えできないと思っていたのですが、総書記は何のためらいもなく作業場に入ってきました。そして、私たちの仕事振りを見て、生活必需品を地元の原料と資材で生産していることに満足して、大きなことをしていると何度もほめてくれました。今のように安全が保たれたきれいな作業場に総書記をもう一度お迎えしたい心境です」

国のいたるところに築かれた実が鈴なりの果樹園と一面に漂うりんごの香り、国の大小の地場産業工場で量産されるひとつひとつの消費財にもすべて総書記の献身と労苦が宿っているのです。その労苦について朝鮮の詩人は詠います。

・・・
焼け付くような暑さに汗で服が濡れ
冷たい滝浴びの場でも
ほてる体を冷ますことが出来ず
現地指導の車の中での
うたた寝さえまともにできなかった

どんなに外で
冷たい雨や雪にあったのだろう
新居入りした家に立ち寄った時
笑いまじりに口から出た言葉
たとえ何日でもこの家ですごせないものか

その言葉に人民皆が泣いた
総書記の息子娘が胸をかきむしった
しかし旅装を解くまもなく
またも現地指導の道についた
吹雪かき分ける険しい道を

このように最後の最後まで人民の幸せのために歩みつづけた総書記の現地指導の道のりは、延べ66万9,844キロ、地球をおよそ17周したのとおなじで、訪ねたところはなんと1万4,290箇所…。燃えるような献身、それは最も熱い人民愛からのものでした。人民を天のようにみなし、いつも人民を胸に抱いて生きてきた総書記であるがゆえに、その貴い生涯は人民愛の歴史でつづられているのです。

広げれば海になり、積めば天に届く総書記の偉大な業績を合わせれば人民と言う言葉に集約されます。人民のために生涯の全てを捧げた金正日総書記の労苦により、人民の幸せは日と共に大きくなっています。