住みよい人民の楽土に

住みよい人民の楽土に

朝鮮の西部にあるファンヘ北道*1サリウォン市*2はピョンヤンの関門都市です。このサリウォン市にも人民の幸福のために献身と労苦の限りを尽くした偉大な金日成主席の不滅の指導の業績が秘められています。

チュチェ55（1966）年3月、金日成主席はファンヘ北道サリウォン市を訪れました。この日、サリウォン市にあるキョンアム山*3に登った主席は市の全景を眺めやり、多層住宅を整然と建てなければならない、そうすれば都市の規模も整い、耕作地も得られる、キョンアム山の麓に沿って道を開き、運河と湖に水を一杯貯えて勤労者が休息できるようにしなければならないと教えました。

サリウォン市を住みよい人民の楽土に造ろうとの主席の構想によって、工業都市に相応しく工場や企業、住宅と公共施設の建設が大規模で推し進められました。主席は国事で多忙な中にもサリウォン市の建設と施工の責任者となって建設現場を数十回も訪れ、懸案を全て解決してやりました。

チュチェ57（1968）年10月、当時のサリウォン養鶏場の建設現場を訪れた主席は、建設状況を詳しく調べ、手間がかかり、資金も多く要るだろうが、人民の食生活の問題を解決するには必ずやり通すべきだと言いました。

サリウォン市人民委員会副委員長のパク・トクチョルさんのお話です。

「チュチェ59（1970）年6月、金日成主席は幹部たちが高い眼識を持つことを教え、サリウォン市を重工業、軽工業、農業の全てを見せるよう整えなければならないと言って、必要な措置を取りました」

この日、高層住宅の建設現場を訪れた主席は、高層ビルがとても見事だと高く評価しました。そして、文化会館と百貨店の建設現場を訪れては、都市区画と調和するよう建てなければならないと言い、その方法も教えました。

パク・トクチョルさんのお話です。

「その後も数回にわたって建設現場を訪れた主席は、サリウォン市建設総計画図を見て、労働力や資材のことも即座に解決してやりました。いつかは、昼食も後に回して、託児所と住宅の収容能力を増やすことをサリウォン市の建設計画に含めて、国家的なプロジェクトとして積極的に推し進める措置を取りました」

このように、サリウォン市の工場、企業と広場、会館、百貨店は勿論、旅館、道路に至るまで主席の足跡が印されていない所がありません。主席の献身と労苦によってサリウォン市はファンヘ北道の道都として政治、経済、文化分野の中心地、地場産業都市として立派に整えられました。

サリウォン市の人たちは敬愛する最高指導者金正恩元帥の社会主義強国建設の構想を実行するため年初めから奮闘しています。

（偉人伝）