伝統の遊びのユッノリ

ユッノリ、ユッ遊びは朝鮮の代表的な伝統の遊びの一つで、その歴史はとても古いです。ユッ遊びは、さいころに当たる四つのインゲン豆の表と裏に印をつけたのを投げて、その組み合わせで駒を進めます。この豆を、ユッといいます。

ユッ遊びは古代に自然現象と社会現象を反映して出ました。ユッ遊びの盤上には29個の丸い点がありますが、古書によりますと一番真ん中のは北極星を表し、その周りにあるほかの28個の点は太陽の軌道を中心に散らばっている星座を意味するものだそうです。

そして駒が移動するルートは全部で四つありますが、これには四季の変化の法則が反映されているとのことです。最短のルートは冬至を、最長のルートは夏至を、対角線の方向のルートは春分と秋分を意味したそうです。