人民的な教育思想が具現された法令

人民的な教育思想が具現された法令

偉大な金日成主席によって樹立された朝鮮の社会主義教育制度は人民大衆に奉仕する教育制度です。

チュチェ34（1945）年8月15日、金日成主席の正しい導きによって朝鮮は日本帝国主義者の植民地支配にピリオドを打ち、解放の日を迎えました。当時、日帝の植民地奴隷教育政策によって朝鮮には大学ひとつもなく、中学校の場合は、僅かの初等学校の卒業生の2パーセントも収容できないほどでした。

金日成主席は人民的で民主主義的な教育制度を創設する独創的な方針を示し、その実現へと導きました。民主主義教育制度を樹立するための初の段階として、新しいタイプの人民的教育機関の創設が進められました。

日帝とその手先が運営していた学校を人民委員会の管轄下に置いて、唯一的に指導すると共に、日帝と手先の団体の公共機関を学校につくり、破壊された学校の復元、整備も行われました。こうして朝鮮には人民政権所轄の新しい人民的教育機関が創設されました。

チュチェ35（1946）年8月、重要産業の国有化の法令が公表され、日帝と手先の教育機関を国家と人民の所有にする上で収められた成果が法的に位置づけられました。学校の建設と教員の問題が次第に解決されるにつれ、全般的初等義務教育制の実施のための準備が国と人民挙げての事業として力強く推し進められました。

チュチェ38（1949）年9月、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第1期第4回会議では、歴史的な「全般的初等義務教育制の実施に関する法令」が公表されました。アメリカによる戦争のためこの法令の実行は予定より長引きました。

戦争後、全般的初等義務教育制の実施を課題として打ち出した主席の正しい導きの下に、チュチェ45（1956）年8月から全般的初等義務教育制が実施されました。そして、チュチェ47（1958）年10月には、「全般的中等義務教育制を実施し、技術義務教育制実施の準備に関して」の法令が採択され、チュチェ55（1966）年11月には、全般的9年制技術義務教育を実施するという法令が採択されました。

朝鮮労働党と国家の教育施策が法的に裏打ちされて、国の教育を高い段階へと引き上げ、社会主義教育制度をさらに発展させる道が開かれました。

チュチェ62（1973）年4月には、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第5期第2回会議で法令「全般的10年制高等中学義務教育と1年制就学前義務教育の実施について」が公表されました。これは全般的11年制義務教育実施のための準備を国と人民挙げての事業として進める上ではターニングポイントとなりました。

その後、チュチェ64（1975）年4月、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第5期第5回会議では、国の全ての地域で全般的11年制義務教育を全面的に実施するという決定が公表されました。これは教育への人民の世紀の宿望をより高い水準で実現したまた一つの民族の出来事でした。

このように、もっとも人民的な朝鮮の社会主義教育制度は、国と人民、新しい世代を心から思いやった金日成主席の崇高な思想によるものです。

朝鮮の社会主義教育制度は、敬愛する金正恩総書記の正しい導きによって日増しに発展しています。

チュチェ101（2012）年9月には、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第12期第6回会議で、全般的12年制義務教育を実施することについての法令が公布され、朝鮮の社会主義教育制度の発展振りを世界に示しました。

チュチェの教育発展の行く手を示し、正しく導いた不世出の偉人たちの不滅の業績があって、朝鮮の社会主義教育制度は強固で、その未来も明るいものです。

（フィーチャー　いくら歳月が経っても人民は忘れません）