人民生活に役立つビニールハウス

人民生活に役立つビニールハウス

朝鮮の北東部、ハムギョン南道*1タンチョン市*2では、ビニールハウスで野菜を作って人民生活に役立てています。

シム・ムンギュ分場長のお話です。

「分場では市民に送る野菜の生産を専門にしています。昨年11月に建設されましたが、もはや色々な野菜を作って市民に送っています。今は、冬に育てる野菜の種蒔きをしたり、苗を移したりしています。同時に良質の有機肥料を施すため綿密に取り組んでいます」

タンチョン市は気温が低く潮風の影響が厳しくて野菜が出来ない所です。市の役人たちはこれを地帯のためとばかり思いませんでした。人民の生活向上のためのこととみなし、ビニールハウスを建設して野菜を作ることにしました。市内の工場、企業の人たちも奮い立ちました。

「人民に奉仕する！」、これが皆のモットーでした。

科学者、技術者と組んで蓄熱効果の高い材料を選定し、建設を始めました。色々と難題もありましたが、皆の知恵を合わせると2ヶ月も経たないうちに長さ100メートルのビニールハウスが数十棟も建ち上がり、真冬にも新鮮な野菜を市民に送るようになりました。

今は、自然に流れる方式の給水システムを立てる一方、ハウスを増やす目標を掲げています。

労働者のチェ・ウンジョンさんにお話を伺ってみました

「真冬に私たちが作った野菜をもらって喜ぶ市民を見るたびに誇りで胸が一杯になります。これから市民の食卓をより豊かにするためもっともっと頑張りたいと思っています」