人民の憩いの場ルンラ遊園地

人民の憩いの場　綾羅遊園地

ピョンヤンの都心を流れる風光明媚なテドン川*1の中州に人民のレジャーランドとして立派に整えられたルンラ島があります。ルンラ島は、テドン川の水面にしだれる柳が清い水に絹を垂らしたように美しいと言う意味でそう呼ばれました。

このように美しいルンラ島に築かれたルンラ人民公園は毎日、来客で賑わっています。ここにはルンラ･イルカ館とルンラ遊泳場、ミニゴルフ場、ルンラ遊園地があります。中でもルンラ遊園地は毎日、来客で賑わっています。

ルンラ遊園地は二つのエリアに分けられています。第1エリアには弾性回転盤、エンタープライズをはじめ色々な乗り物があります。ここには笑いの家と電子娯楽館もあります。色々な形の曲面をもつ鏡とセンサー付きカメラが取り付けられた電子鏡のある笑いの家でお客たちは鏡に映る滑稽な表情や姿勢に爆笑します。

電子娯楽館の班長であるチェ・ソンヒさんのお話です。

「娯楽と言えば、子供向けと思っているのが普通でしょう。しかし、射撃と競走を主とするこの娯楽館には子供だけでなく、青年や年寄りたちも多く訪ねています」

ルンラ遊園地では来客が第1エリアと第2エリアを行き来できるよう遊覧機関車が通っています。遊園地の第2エリアには捻り回転盤、急降下塔、マッド・マウス*2などが設けられています。

そして、緊張感溢れる音楽が流れる中、迷路を通り抜ける鏡の家と電子娯楽第2館もあります。リズムを基本とする電子娯楽第2館の娯楽機材は来客に軽快な気分を与えています。また、体を鍛え、バランス感覚を持たせています。

ルンラ人民公園の課長キム・チャンナムさんのお話です。

「毎日、数千人の来客を迎え入れていますが、誰もがここへ来て疲れがすっかり癒された、一旦、乗り物に乗れば離れたくないと言っています」

四季を通して人民の幸せの笑い声が止まない喜び溢れるルンラ遊園地。

朝鮮人民は国の至るところに建てられたこのようなレジャーランドで文明生活を思う存分営んでいます。