人民の奉仕者になるよう

人民の奉仕者になるよう

人民の尊厳と幸福を守るのに一生を捧げること。

これは偉大な金正日総書記の信条で座右の銘でした。総書記は党と政権機関の活動家が常に人民のために献身的に働くよう細かく導きました。

チュチェ53（1964）年5月のある日、総書記はピョンヤン市の野菜の供給状況を具体的に調べました。当時、活動家たちのすることと言えば、事務室に居座って下から報告される数字をまとめ、最寄の商店を何ヶ所か回るのがせいぜいでした。総書記は野菜の供給の実態ひとつを見ても、活動家たちが人民の生活にどれほど関心を持っているのかよくわかる、と重い口調で言いました。

この日、総書記はわれわれが何のために革命をするのか、人民にもっとおいしいものを食べさせ、もっと良いものを着せ、もっと豊かに暮らせるためではないかと言い、活動家たちが人民の生活に責任を持つという確固とした立場と観点に立っていないことを指摘しました。そして、野菜の供給が円滑でないため、人々が生活に不便を感じていることを知った以上、直ちにそれを正すのがなによりも重要だとし、具体的な対策を講じました。

その後、総書記は活動家たちが心から人民の生活に責任を持つためには、常に下に下りていって人民の暮らしぶりはどうで、人民が何を求めているのかを調べ、随時対策を取るのを習性化すべきだと言いました。このように活動家たちが人民の真の奉仕者としての使命感を胸に、本分を全うするよう細かく導いたので、共和国政権は人民に奉仕する政権となりました。

チュチェ92（2003）年10月、総書記は活動家たちに「私たちの誰々」という呼び名についての意味深長な話をしました。総書記は人民は自分たちのために献身的に尽くす人に「私たちの誰々」という呼び名をつけて尊敬し、慕っている、この呼び名は官職や名誉称号でなく、軍人と人民が自分たちのために献身的に尽くす人に与えるもっとも高い称号で、評価であり、真の人民の活動家に対する尊敬と愛情、信頼と親しみの代名詞だと言いました。

正に、金正日総書記は全ての思索と実践の中心にいつも人民を置き、ひたすら人民のために全てを捧げた人民の優しい父でした。

（偉人伝）