人民に愛される女流詩人

人民に愛される女流詩人

ファン・ソンハさん、リ・ヨンヒさん、リ・ミョンオクさん。写真の主人公は朝鮮人民の間に広く知られた才能のある女流詩人です。

ファン・ソンハさんは詩「チョル峰」と歌詞「願いは一つ」、「運命の導き手」を始め、600編余りの詩と歌詞を作った名だたる詩人であり、リ・ヨンヒさんは詩「微笑んでいる母親たち」、歌詞「3輪の野花」、「テホンダンは住みよい所です」、リ・ミョンオクさんは歌詞「素敵な朝」と詩「この国の母親たちは語る」を創作して有名になった詩人です。

リ・ミョンオクさんの父と母は文学とは全く縁がなく、ファン・ソンハさんやリ・ヨンヒさんの父は二人とも作家でしたが、娘が詩人になることを望んでいませんでした。詩の創作がどれほど難しく骨が折れるものなのかよく知っていたからでした。詩人になりたいその夢を大事にし、花咲かせたのは朝鮮労働党でした。

詩人のリ・ミョンオクさんのお話です。

「私が女流詩人にまでなったのはありがたい党の配慮があったからです。余りにも小さい才能の芽も大事にした労働党は毎年、行われる文学通信員の講習にも参加させ、大学で教育に携わりながら詩の創作に励むようにしてくれました。私が詩を書いたとすれば、それは育ててくれたありがたい党への心からの感謝の表れ、党を称える思いからのものだったでしょう」

偉大な金正日総書記は国の事情が苦しかった1990年代、詩文学を始めたこの女性たちの作品を見て、うまくできたと評価しました。そして「労働新聞」を始め新聞、雑誌を通して広く紹介するようにしました。総書記は折に触れて難しい創作に知恵と情熱の限りを尽す女性の作家たちを頼もしく思い、励ましとなる直筆も寄せ、詩の加筆もするなど細かく導きました。

それだけではありません。立派な創作室と住宅が新築された時はその女性たちに先にあてがうようにし、息子や娘たちを国で責任を持って育てるよう措置を講じたのもほかならぬ金正日総書記でした。

その配慮があって女性たちは躍動する現実の中で、時代を導く素晴らしい詩を数多く創作し、文学界に歴然とした足跡を残しました。普通の文学少女であり、労働者であった女性たちが今は革命の筆をしっかり握っています。

女性の作家たちはその筆で衷情と報いの念に燃える詩を創作して今の世代と次の世代に革命と人生の真理を教えています。革命偉業に生涯を投じようとの情熱的な女流詩人の心の歌は時代の賛歌となって永遠に響き渡るでしょう。

ではファン・ソンハさん作詞の歌「運命の導き手」を聞いて見ましょう。

人生の道　遠い道
優しく差し伸べる手がある
その手とると万里も間近
足取り速くなる
その手に導かれ
人生の果てまでついて行く
あ　運命の導き手