予定されていなかった演説

予定されていなかった演説

チュチェ47年（1958）11月、ベトナムのホー・チ・ミン主席はベトナムを友好訪問した偉大な金日成主席を歓迎する7万人が参加した市民大会で、こんな内容の演説をしました。

「元々この大会で私の発言は予定されていなかった。だからといって金日成主席と共に居るこの席で私が発言しないとも限らない。金日成主席はアジアで初めて両帝国主義を打ち破った不世出の英雄で、新しい社会づくりの卓越した指導者である。今、朝鮮人民は金日成主席の導きの下、千里馬を駆る勢いで社会主義の高峰目指して*1疾風の如く走り、世界を驚嘆させている。同胞の皆さん、我々も朝鮮の兄弟のように千里馬を駆る事が出来るのか？」

ホー・チ・ミン主席の感激的な演説に市民皆は「そう出来る！」と応えました。

ホー・チ・ミン主席は「千里馬の気概を持たせた金日成主席に感謝する為、万歳を叫ぼう」と言い、音頭を取りました。

市民は万歳の歓呼を上げました。

（世界と朝鮮）