主席に惹かれた牧師

主席に惹かれた牧師

偉大な金日成主席は、生涯、分断された国の統一の実現のため心を砕き、統一のため尽くした愛国者たちを同胞愛の情で抱き込み、高く押し立てました。

チュチェ78（1989）年3月、南朝鮮のムン・イクファン牧師*1が主席に見えるためピョンヤンに来たときのことです。そのとき、牧師は、ステートメントで民族の分断を防ぎ、南と北の朝鮮民族が血を流す惨憺たる悲劇を防ぐため、困難を乗り切ってピョンヤンに来た、自分は久しい前から尊敬する金日成主席に会って、胸襟を開いて民族の未来について忌憚のない対話をする願いを持っていたと述べました。

この日、ムン牧師は、自分は祖国に少しの恥もないことを願っていた愛国人士の気持ちで金日成主席に会うつもりだと言いました。主席は、牧師を熱く抱いて長いこと話を交わしました。時間が経つほど牧師の主席への魅惑と敬意は募るばかりでした。

言葉の一句一句に同胞愛を感じ、国の統一のため心を砕く気高い民族愛を感じた牧師は、さすがは民族の大聖人だと驚嘆を禁じ得ませんでした。主席に惹かれた自分の気持ちをそのまま話し、主席の国の統一の方案に全面的な支持を表しました。話す過程にムン牧師について深く知った主席は、牧師を親友に対し、深い友情を結ぶことを約束しました。

その後、主席は、いつも牧師を忘れず、ある在米同胞に会った時もムン牧師を尊敬する、牧師と別れていつも牧師が恋しかった、牧師を絶対的に信じる、牧師が近くにいたなら今すぐにでも走っていって抱いてやりたい気持ちだと言いました。

金日成主席のこのような熱い包容力と同胞愛があって、ムン牧師は最期まで主席を仰ぎ、国の統一のための闘いを積極的に繰り広げたのです。

（偉人伝）