不屈の革命闘士キム・ヒョングォン同志

不屈の革命闘士　金亨權同志

不屈の革命闘士キム・ヒョングォン同志についてお話しましょう。

朝鮮革命の歴史には不屈の革命闘士キム・ヒョングォン同志の闘争業績も秘められています。キム・ヒョングォン同志は偉大な金日成主席の叔父です。

1905年11月4日、ピョンヤンのマンギョンデ*1の革命的な家庭に誕生したキム・ヒョングォン同志は、革命のためにすべてを尽くしました。キム・ヒョングォン同志は、偉大な金日成主席が示した思想と路線にのっとり、積極的に活躍しました。

中国東北地方の卡倫（かりん）というところでの歴史的な会議で日帝に反対する武装闘争の路線を示して朝鮮革命軍を組織した主席は、武装闘争を国内へ拡大するために朝鮮革命軍のグループを国内へ派遣しました。

チュチェ19（1930）年7月、朝鮮革命軍に入隊したキム・ヒョングォン同志は主席が示した武装闘争の路線の実現のため、すべてを尽くしました。

チュチェ19（1930）年8月、キム・ヒョングォン同志は朝鮮のサムス*2、プンソ*3というところを経由して、当時のプンサン郡*4のパバル里*5で積極的に活動し、敵の心胆を寒からしめ、人民に勝利の信念を与えました。

武装グループを率いてパバル里日帝警察官駐在所に入ったキム・ヒョングォン同志は朝鮮人に悪行の限りを尽くしていた悪質な巡査部長を射殺し、銃声を聞いて集まった人々の前で銃をとって日帝を打ち倒そうと呼びかけました。

各地で軍事、政治活動を積極的に展開していたキム・ヒョングォン同志は裏切り者の密告で日帝警察に逮捕されました。拷問のため、肉体的苦痛は大変なものでしたが、獄中でも信念を曲げず、勇敢に闘いました。

日帝は裁判で15年の懲役刑を言い渡しましたが、キム・ヒョングォン同志は同志たちと共に「革命歌」と言う歌を歌い、「強盗日本帝国主義を打倒しよう！」 、「朝鮮独立万歳！」を叫びました。

キム・ヒョングォン同志が野蛮な拷問にも屈せず、革命家の操を曲げずに闘うことが出来たのは、偉大な金日成主席が導く朝鮮革命は必ず勝利すると言う革命的信念を持っていたからです。

キム・ヒョングォン同志は1936年1月12日獄中で亡くなりました。その生涯は短くてもすべてを尽くして革命の指導者を高く戴いた真の革命家の輝かしい生涯でした。