一番高いところ

一番高いところ

敬愛する金正恩総書記は、国の宇宙科学の発展に深い関心を持っています。

金正恩総書記は、国家宇宙開発局の衛星管制総合指揮センターの建設を発案し、もってこいの場所にその位置も見定めました。そして設計から建設チーム、資材の供給に至るまで建設の懸案をすべて解決してやりました。こうして、延べ建築面積1万3770平方メートルの衛星管制総合指揮センターの工事が8ヶ月で終わりました。

チュチェ104（2015）年5月2日、金正恩総書記は新築された国家宇宙開発局の衛星管制総合指揮センターを訪れました。大型映像表示板を通じて衛星打ち上げの全過程をリアルタイムで見せるところなど各所を見た総書記は、科学・技術上の要求に合いながらも壮大華麗に建設された、実用衛星の製作と打ち上げ、管制を円満に行うには、全ての施設をより高い水準で科学化、近代化しなければならないとし、そのために最先端設備をさらに供給し、宇宙と同じ環境で衛星実験を行えるよう宇宙環境実験基地を建設すること、衛星管制施設であることがすぐ分かるような象徴物を工夫を凝らして建てることに至るまでつぶさに教えました。

衛星管制総合指揮センターを見て本当に立派なつくりだ、形が新しく特色を生かしている、といってとても喜ぶ総書記でした。

この日、総書記は、ここの標高はたとえ高くなくても、朝鮮民族の尊厳が凝縮されているので、世界で一番高いところだとの意義深い話をしました。

一番高いところ、この言葉は宇宙科学者に人一倍の誇りを持たせました。

宇宙科学者たちはチュチェ105（2016）年2月7日、地球観測衛星「クァンミョンソン4」号の打ち上げに成功しました。こうして朝鮮は、短期間の何回かの衛星打ち上げを通じてテスト衛星から地球観測衛星への急速な発展を遂げました。

（今日の朝鮮）