一度だけで良いから
チュチェ105(2016)年11月のある日、敬愛する金正恩総書記がサムジヨン学生少年宮殿を訪れました。総書記は、数学、自動車、話術などの各クラブ室と体育館を見ました。
総書記が部屋に入るたびに、子供たちが「元帥様!お会いしたかったです」と喉をつまらせ、われ先にと総書記の胸に抱きつきました。総書記は子供たちに、私もみんなに会いたくて来たのよ、と優しく言いました。
話術クラブ室でも子供たちがどっとすがりつきました。総書記がクラブ室を出ようとしたとき、一人の少女が総書記の腕にすがりつき、「元帥様!写真を撮って下さい、一度だけで良いから」と切実に頼みました。指を一本立てて甘える少女の姿が可愛らしくて、総書記は明るく微笑み、写真を撮りましょうと言いました。
夢のような幸福感に泣き、笑う子供たちに総書記は、泣いては写真がよくならない、笑顔で撮りましょう、写真を早く送って上げる、と言い、記念写真を撮りました。
この日、金正恩総書記は写真が撮れなかった子供と教師たちの思いまで推し量り、長い時間待って共に写真を撮ってから宮殿を発ちました。
(今日の朝鮮)
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