ユニークに

ユニークに

朝鮮には、ルンラ人民公園*1、ムンス遊泳場*2、ヤンドク温泉文化休養地*3などのレクリエーション施設が多くあります。ピョンヤンの風光明媚なテソン山*4の麓にある中央動物園もその中の一つです。

敬愛する金正恩総書記は国事で多忙な中でも、中央動物園の増改築のことで数百の見取り図を検討し、150回以上も指導しました。なかんずく、山にこだまする虎の吠え声が今にも聞こえそうな正門は、総書記がヒントを与えたものです。

中央動物園のキム・グォンホ副園長のお話です。

「金正恩総書記が2014年3月11日、中央動物園を訪れた時、深い関心を持ったことがありました。中央動物園の増改築に応じて、動物園の正門をユニークにつくることでした。すでに、総書記は世界のトレンドに合わせて中央動物園の正門を立派につくる課題を建築家たちに与えていました。でも、建築家たちはよい案がつかめず、手を焼いていました。そのことを聞いた総書記は、建設現場に出て、中央動物園の出入り口を虎の口の形に面白くつくれば、とヒントを与えました。その教えに建築家たちはすっかり興奮し、口を開けた虎の頭の形のユニークなつくりの正門を設計したのです」

チュチェ105（2016）年5月20日、再び、中央動物園を訪れた金正恩総書記は、動物園の全景を眺めやり、素晴らしい、ペクトゥ山*5の虎を象った大きな本館に入る瞬間から来客は喜びと楽観に包まれるだろう、と言ってすこぶる満足しました。

そして、中央動物園が開園すれば、人民の幸福、喜びは募り、世界文明の壇上に堂々と立つ誇りで胸がいっぱいになるだろう、手間をかけて新しくつくった甲斐がある、と喜びに満ちて言いました。

このように金正恩総書記の細やかな指導の下に中央動物園は立派に増改築されました。

（政治―為民献身）