モラン峰のテニス愛好家

牡丹峰のテニス愛好家

姜成姫（カン・ソンヒ、カン・ソニ）：今、この年寄り達は平壌の名勝牡丹峰に〓〓〓。既に定年退職していますが年の割りに足取りが軽く気力旺盛です。

「オムさんと10回ゲームすれば7回は勝てる」
「今日から絶対譲らないぞ」
「頑張ってみてね」
「おれが譲ったから・・・」

「いいな、素晴らしい」
「山では飛ぶようだ」
「いいご時世じゃ」

テニス愛好家の中には所謂監督・コーチもいて〓〓〓〓〓〓〓システムもあります。ラケットをギュッと握り締めたポーズは恰も国際競技に出場する選手を思わせますね。

チン・ジョンボク

「若いころ、テニスをかじっただけですが、愛好家たちが『監督』に推挙しましてね。競技を手配したり、テニスを教えたりしてますが、テニスは健康にとてもよいです。あそこのソンイさんも大手術を受けましたが、いつ手術を受けたかと思われるほど元気旺盛で、ひたむきに競技に当たっています」

 

次の組がゲームを始めます。年寄りの誰もが若返ったような感じです。

ペク・ポングク

「長生きする年寄りの中で、一番目下の私は若者扱いされています。テニスは健康にとてもよいもので、なかなか風邪も引かず、引くとしても軽く経過して済みます。テニスは本当に体によいです」

 

オム・セリョン

「最近の資料を見ますと、年寄りがテニスをすれば寿命が9年も伸びるとのことです。テニスをしますと、足に力が湧き、丈夫になります。年寄りの一番厄介物であるこの足を丈夫にしてくれるのです。長寿の秘訣がここにあるじゃないかなと思いますけど、テニスは私の一生の『伴侶』も同じです」

 

リ・ヒョシク

「誰もがテニスをすれば、頭がさえてきて、気分がいいと言います。いいご時世だから、元気な体で長生きしたい気持ちですが、子たちのためにも、この制度のためにもテニスに精を出し、仕事もしたい欲望が湧いてきます」

 

若者達が年寄り達に挑みます。たまにはこんな事もあるそうです。

キム・グァン

「本当に手ごわい相手です。思いのほか、お年寄りたちが気力十分で、技もありますし、わけてもスピンかけには手こずりました」

牡丹峰のテニス愛好家達はいつも言っています、「テニスは私たちの道連れだ」。

（レクリエーション、視聴者と共に―あなたの健康のために）