マラソンのアジア・チャンピオン

マラソンのアジア・チャンピオン

ピョンヤン・スポーツ団のキム・ヘギョン選手は、昨年の第16回アジア・マラソン選手権大会で優勝し、アジア選手権の2連覇を果たしました。

キム選手は、ファンヘ北道*1クムチョン郡*2に生まれ、幼い時から競走の名人と呼ばれました。14歳の時、ピョンヤン・スポーツ団にスカウトされ、現役生活を始めました。キム選手は才能の芽を見つけて伸ばしてくれた国に金メダルで報いる一念で、訓練に熱中しました。

汗のにじむ努力は、ついに実り始めました。チュチェ99（2010）年、当時の国際陸上連盟第23回マンギョンデ賞マラソン大会で優勝して、専門家の注目を集め、代表チームに選ばれました。その後も猛稽古を繰り返して、高い身体能力と鋭気を養い、成績はめきめきと上がりました。

チュチェ100（2011）年、当時の国際陸上連盟第24回マンギョンデ賞マラソン大会で優勝。
2013年シンガポール女子ハーフマラソン大会で1位。
チュチェ103（2014）年、当時の国際陸上連盟第27回マンギョンデ賞マラソン大会で1位。
チュチェ104（2015）年の第15回アジア・マラソン選手権大会と2015年香港国際マラソン大会で優勝。

このように、国際競技で何度も優勝して国の尊厳と栄誉を轟かせ、アジア・マラソン界の頂点に立ちました。第16回アジア・マラソン選手権大会を控えて、身体能力を一段と高めるため強度の訓練を繰り返しました。強い精気と玉の汗は、金メダルをつかむチャンスを与えました。

第16回アジア・マラソン選手権大会に出場して、普段から磨いてきた高い技術と強い忍耐力を発揮しました。2時間28分35秒の記録でゴールインし、国旗掲揚の晴れ舞台に立ちました。こうして、前回の大会に次いで2度目の栄冠に輝きました。

国の栄誉を輝かせて帰ると、同僚と市民は花束を持たせ、レイをかけて祝いました。

功労スポーツマン称号を受けたキム・ヘギョン選手は、これまでの成果に慢心せず、又もや国際競技で共和国の旗をひるがえす一念で訓練に一層拍車をかけています。

（今日の朝鮮）