パルチザンの女性将軍

パルチザンの女性将軍

12月24日は抗日の女性英雄金正淑女史の誕生日です。毎年、この日になると朝鮮人民は金正淑女史への偲ぶ思いを胸に、女史が永劫の姿におられるテソン山革命烈士陵へ足を運びます。金正淑女史は国の解放と朝鮮革命の勝利のために全てを尽くした熱烈な革命家、パルチザンの女性将軍でした。

金正淑女史はチュチェ6(1917)年12月24日、今のハムギョン北道*1ヘリョン市*2に生まれました。早くも父母兄弟を失った女史は10代の弱年で革命に参加しました。チュチェ24(1935)年9月、偉大な金日成主席が率いる朝鮮人民革命軍に入隊した女史は武器を握ってこう誓いました。

「私は革命の先達の血が滲み、人民の祖国解放の悲願が込められているこの銃を手に金日成将軍にあくまで忠誠を尽くします。この銃一挺を百挺に、この銃弾一発を百発と思って敵を撃ちます」

女史はその日の誓いを守り、戦場で勇猛果敢に戦いました。女史が朝鮮人民革命軍に入隊して初の戦闘は遊撃区防衛戦闘でした。その時、車廠子という遊撃区へ1万人もの大敵が襲いかかりました。遊撃区には僅か100人しかいませんでした。

しかし、女史は地形を巧みに利用して敵兵に命中弾を浴びせました。戦闘開始と同時に日本軍の将校を一発で射殺した女史は敵兵を恐怖におののかせ、勇敢に闘いました。

翌年の1月、柳樹という村に駐屯した敵を掃滅する戦闘でも、女史は猛射撃する敵兵を制圧するため城壁の弱いところを崩して攻撃するようにしました。戦闘後、隊員たちは危急の時に城壁を崩して突破口を開いた女史の沈着さと英知に賛辞を惜しみませんでした。

戦闘ごとに女史は奇抜な英知で戦闘の勝利に寄与しました。撫松県城と大沙河付近の戦闘など何回も革命の司令部を命を賭して守り、朝鮮革命と民族の運命を救いました。抗日の日々に女史は老嶺戦闘、西南岔戦闘、西崗戦闘、撫松県城戦闘など多くの戦闘で軍事的な英知と勇猛を発揮し、人民と隊員から「抗日の女性英雄」、「ペクトゥの女性将軍」に称えられました。

後日、金日成主席は女史の一生について思い起こし、金正淑は国の解放と朝鮮革命の勝利のために全てを尽くした熱烈な革命家で、名射撃手、老練な地下工作員だっだし、厳しい試練と難関にも屈しない剛毅な革命家だったと言いました。

パルチザンの女性将軍の勇猛を馳せ、国の解放と朝鮮革命に不滅の功績を積み上げた金正淑女史の業績はいついつまでも輝くでしょう。