ニュータウンが伝える話

ニュータウンが伝える話

ピョンヤンに近代的なファソン通りが生まれました。150ヘクタールを超える敷地に、百数十万平方メートルの延べ建築面積を持つ数百棟の超高層、高層住宅と公共施設、サービス網、各種施設が立ち並び、ユニークな大通りが延びています。

ファソン地区の第1段階の1万世帯の住宅建設、ファソン通りは、昨年2月に起工しました。敬愛する金正恩総書記は直々、起工式に臨席して、意義深い演説をしました。

ピョンヤンにチャンジョン通り*1、ウンハ科学者通り*2、ミレ科学者通り*3、リョミョン通り*4を始め、近代的な街を相次いで建ててあげながら、それでも物足りなくて、ピョンヤン市の5万世帯の住宅建設を発案し、ソンファ通りの建設に次いで、再びファソン通りの建設を開始した総書記でした。

終盤に差し掛かったソンファ通りの1万世帯の住宅建設に並んで、敷地面積だけでもほぼ3倍に達するファソン地区の第1段階の1万世帯の住宅建設を新しく始めるというのは生易しいことではありませんでした。

しかし、総書記は、人民の福祉のため、近代的なニュータウンの建設を構想したのです。

総書記は、党中央委員会第8期第4回、第5回総会を始め主な会議で、ファソン地区の第1段階の1万世帯の住宅建設に触れました。そして、党と国家の活動全般を指導する中でも、建設のはかどり具合を詳しく把握し、工事の全過程を正しく導きました。

食堂と商業、サービス施設を住宅エリアの中に建設し、幹線道路と支線道路をつないで住民の便宜を図ることから、住民の生活上の便宜のためのバスの路線に至るまで総書記が手を加えて完成した見取り図だけでも1630件を超えます。

この3月、完工を控えたファソン地区の第1段階の住宅建設の状況を把握した総書記は、街づくりが調和が取れており、外部の仕上げ工事も重厚感あるものによくできた、空き地に2千世帯の住宅を追加配置して、建築の密度も十分保障したと満足の意を表しました。

4月16日、ファソン地区の第1段階の1万世帯の住宅の竣工式が盛大に執り行われました。金正恩総書記は、党と政府の幹部と共に、テープカットをし、新居入りする勤労者が子々孫々幸せで、睦まじく、張り合いある生活を営むことを祝福しました。

国家が多額の投資をして建てた近代的な新しい住宅が一般の勤労者に無料で宛がわれました。

人民のためなら、巨万の富も惜しまない金正恩総書記の崇高な人民愛によって、ピョンヤンにはまた一つの人民の街が生まれました。

（政治―為民献身）