トンチョン・アル島海鳥繁殖地

通川・アル島海鳥繁殖地

朝鮮東海岸のカンウォン道*1トンチョン郡*2クムラン里*3の沖にアル島があります。島の周囲は2.73kmで標高は110mです。島は長い間の風化によって色々な形の岩がむき出しになっています。島は全面積の約3割が森林で、松やアカシア、その他の低木が育っています。

島では海鳥が数千羽も群がり、卵を産みます。それで、昔から鳥の島に知られています。アル島とは卵の島の意味です。アル島は朝鮮の島の中で最も多い種類の海鳥が棲息し、繁殖する島です。ミズナギドリ、鵜などの珍しい海鳥が集中的に繁殖しています。

アル島はチュチェ65（1976）年、海鳥繁殖保護区に決められました。保護区では海鳥の保護と繁殖に力が入れられ、年々、その数が増えています。この島は鳥類の研究で重要な意義があるのでチュチェ69（1980）年1月、天然記念物第211号（トンチョン・アル島海鳥繁殖地）に指定されました。