チュチェ思想の創始者

主体思想の創始者

朝鮮労働党と人民の最高指導者金正恩同志は4月20日に発表した歴史的な論文で金日成主席は抑圧され蔑まれていた人民大衆を歴史の主人に押し立て、人民大衆の尊厳と価値を最上のレベルに引き上げた偉大な人民の指導者だと述べました。

チュチェ思想は革命と建設の主人は人民大衆であり、革命と建設を推し進める力も人民大衆にあるという思想です。人類思想史上初めて不滅のチュチェ思想を創始し、輝かした卓越した思想家、理論家は偉大な金日成主席です。

7月8日の金日成主席の逝去18周年に際して、朝鮮人民はピョンヤンの真ん中に空高くそびえているチュチェ思想塔と共に輝くチュチェ思想の創始者で、朝鮮人民の永遠の指導者である主席の不滅の業績を改めて思い起こしています。

金日成主席が革命を始めた20世紀初めは、朝鮮が日帝の植民地支配下で苦しんでいたときでした。主席は朝鮮の実態を鋭く分析し、総括したのに基づいて革命の二つの真理を発見しました。

一つは革命の主人は人民大衆で人民大衆を教育し、動員してこそ革命に勝利することができると言うことでした。もう一つは個々の国の革命の主人はその国の人民自身であり、したがって革命は個々の国の人民が自分の信念によって自分の責任で自主的に、創造的に行うべきだということでした。この二つの革命の真理はチュチェ思想の起点となりました。

朝鮮革命の新たな道を切り開く闘争の過程にチュチェ思想の真理を見出した金日成主席は1930年6月、中国東北地方の卡倫（カリン）という所での会議でチュチェ思想の原理を示しました。これはチュチェ思想の創始を宣言した歴史的出来事でした。

チュチェ思想を創始した金日成主席は革命闘争の全過程にこれを見事に具現し、さらに豊かに発展させました。主席はチュチェ思想に基いて抗日武装闘争を勝利へと導き、国を解放しました。そして解放後、新しい国づくりの時にもチュチェ思想に基づき、人民の要求と国の実情に即して民主諸改革を短期間に遂行しました。また、アメリカの侵略を退ける祖国解放戦争の時も主体的な戦略、戦術と戦法を編み出し、人民軍軍人と人民の集団的英雄主義と犠牲精神を強く発揮させて戦争を勝利へと導きました。

主席はチュチェ思想の要求どおりに思想におけるチュチェ、政治における自主、経済における自立、国防における自衛の原則を具現して共和国を自主、自立、自衛を誇る社会主義強国につくりました。金日成主席が創始したチュチェ思想は金正日総書記によってさらに発展し、自主の時代の偉大な指導思想として光り輝きました。

チュチェ思想を創始して自主の時代の新しい歴史を開き、自主性を目指す人民大衆の革命闘争を新たな高い段階へと発展させた金日成主席の不滅の業績は世代を次いで末長く輝くでしょう。