クムガン山のピロ峰

クムガン山のピロ峰

クムガン山*1は朝鮮東海岸の中部にあります。様々な形の壮大で美しい奇岩怪石が千差万別の自然の景観を織り成す朝鮮の6大名山の1つ、世界的な名山として数えられています。

ピロ峰はクムガン山の最高峰、標高は1639メートルです。ピロ峰からはクムガン山の1万2千の峰峰が一目で見渡されます。内クムガンの柔らかさ、外クムガンの壮大さ、海クムガンの絶景と共に、朝鮮東海の美しい風景には見る人誰もがうっとりさせられます。

ピロ峰一帯では、峰の下のほうでは見られない高山植物が育つと言うユニークな景色もめでることが出来ます。雲も休み休み超えるという峰のてっぺんは寒く、風が強いので、はい松、はいビャクシンなど、その辺一帯は這うような木々ばかり、高山地帯に育つくろまめの木、きばなしゃくなげも目に付きます。

さあ、峰に上ってみませんか。見てみますと、数百メートルもある岩脈がありますが、まるで天にかけた梯子を思わせますね。その岩脈に朝日が差すと鮮やかな銀色、夕焼けが映えると黄金色になると言って、銀の梯子、金の梯子とも呼ばれています。

毎年、クムガン山を大勢の勤労者と青少年が訪ねてきて、保養と探勝を楽しんでいます。

もちろん、訪朝客の足も途絶えることなく、山の絶景にため息を連発しています。

（観光）

※画像はこちらで切り分けました。