カン・バンソク女史の一生を振り返る

康盤石女史の一生を振り返る

4月21日は不屈の革命家カン・バンソク女史の誕生124周年になる日です。カン・バンソク女史は偉大な金日成主席を生み育てた朝鮮の偉大な母です。意義深い歴史の日を迎え、朝鮮の軍人と人民は女史の気高い生涯を敬虔な気持ちで振り返っています。

女史は夫のキム・ヒョンジク先生と息子の金日成主席の革命活動を手伝って苦労の限りを尽くしながらもそれを楽しみにしました。女史はキム・ヒョンジク先生が逝去した後、革命闘争を更に積極的に繰り広げました。女史は先生が遺産として残した2挺の拳銃を主席に手渡しながら、この銃をもって父が成し遂げられなかった祖国解放の偉業を必ず達成するようにと念を押しました。

女史は主席の革命活動を積極的に手伝いました。主席が組織して導いたセナル少年同盟の活動を積極的に援助しながら、新聞「セナル」を配ったり、敵の厳しい警戒網をついて武器を運んで来たりしました。そして主席の戦友たちを物心両面から助け、実の息子のように大切にした話は女史への大事な思い出として今も朝鮮人民の心の中に残されています。

特に、初の武装部隊の結成を前後した時、婦女会員たちとともに遊撃隊員の軍服を作り、食糧も用意するなど主席の革命活動を誠意を込めて手伝いました。武装部隊を率いて南満州への遠征を前にした主席が女史のいる土器店谷に寄ったことがありました。

女史は危篤状態でしたが、久しぶりに会った息子の前では平静を装うため努めました。重態の母と家庭の苦しさが心配で、足を運べず家の周囲を回っている主席に女史は、国を取り戻そうと決心した人が、そんな弱気になって家のことでくよくよするようでは、どうして大事を成し遂げられるというのか、と言って息子を革命の道に見送りました。

社会科学院の金日成主席の革命活動の歴史研究所の研究者である教授、博士キム・チャンホさんのお話です。

「後日、金日成主席は、母の生涯は私の心に真の人生観、革命観を植えつけてくれた教科書とも同じ生涯だったと思い起こしました」

まさにカン・バンソク女史は偉大かつ剛直な母の鑑、炎のように熱く燃える革命家の心を実践でもって示した卓越した女性革命家でした。