ウアム・オットセイ

牛岩オットセイ

ウアム・オットセイは朝鮮の天然記念物です。アシカ科の海獣のオットセイは、朝鮮と北太平洋の東西海岸に産します。

大きさは雌雄で著しく異なります。体長は雌が1～1.5メートルに過ぎず、雄は2～2.5メートルもあります。体重も雌は60～65キログラムくらいですが、雄は250～300キログラムに達します。頭は小さく尖っています。

四肢はひれ状です。前肢は泳ぐのに適しており、後肢は前の方に曲げることが出来ます。全身ビロード状の黒褐色の毛で覆われ、口の辺りの両脇に10数本の白いひげが長く生えています。年中7ヶ月ほどは海に棲み、残りの期間は繁殖や毛変わりのため海辺で群れを成して過ごします。

ウアム・オットセイの縄張り区域は、主に朝鮮北部の国境地帯を流れるトゥマン川*1の河口からラソン市*2ソンボン*3地区のウアム*4沖一帯に至ります。ここの大小の島と岩石地や砂浜が広がる海辺には、魚を始め餌の資源が豊かです。

毎年初秋から翌春まで、この広い水域にオットセイの群れが見られます。

（観光）

ウアム・オットセイの棲息地は、朝鮮のトゥマン川*1の河口からウアム*4沖一帯を経てソンボン*3湾に至ります。

大小の島があるここの海辺は岩石と砂浜からなり、水域には魚を始め餌の資源も豊かです。

オットセイは毎年初秋から翌春までトゥマン川の河口とウアム沖の広い水域に群れを成して現れます。

（観光）