アンジュ市のレストラン

安州市のレストラン

古い歴史と文化を誇る朝鮮には世界の人々が賛辞を惜しまない伝統料理もたくさんあります。

ピョンアン南道*1アンジュ市*2にあるチルソン閣*3はこの伝統料理が得意なレストランです。水に浮かんだような佇まいで、朝鮮の伝統の建築美を生かしています。外観だけでなく、内部も朝鮮人民の好みに合わせた伝統の造りだと言えます。

このレストランで特別目を引くのは1面の壁を飾る多くの賞状です。朝鮮料理協会からの賞状はこのレストランの高い料理の技術と歴史をそのまま見せています。調理師たちは伝統の料理1つを作るにしても真心を尽くしています。それで料理の味が独特で市内はもとより、旅行者の好評も博しています。

この有名レストランにも偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の人民愛が及んでいます。チュチェ65（1976）年2月、このレストランを訪れた金日成主席は、チルソン閣で色々な伝統料理をつくって市民に出すべきだと再三強調しました。

金正日総書記はチルソン閣を見て、本当に立派な造りだとし、レストランは料理が美味しくてこそ人民の好評を受けることができる、そのためには調理師の技能を高めるべきだと言いました。そしてその対策まで取りました。

主席と総書記の人民愛を胸に刻みつけたレストランの人たちは、これまで料理の技術を高めるため鋭意努力しました。

伝統料理特有の風味を生かすため夜通し参考書に読みふけり、ピョンヤンの有名レストランであるオクリュ館*4とチョンリュ館*5に行って、技術や経験を習いました。それで伝統料理の世界を幅広く掘り下げて会得しました。

レストランの責任者リ・ミョンヒさんのお話です。

「人民生活を高める上で私たちの役割が極めて重要だと思います。小成に驕らず、これからなお発奮して、人民に仕えるものとしての本分を果たすつもりです」

（偉人伝）