より多くの水産物を

より多くの水産物を

今、共和国では水産物の生産を高めるため養殖に力を入れていますが、その中には朝鮮東海岸にあるホンウォン水産事業所もあります。この事業所は水産物を陸地の条件下で人工養殖できる培養場を作りました。

技術担当責任者のリ・チョルホさんのお話です。

「ホンウォン水産事業所の人工培養場には孵化場と稚魚の培養室、飼料培養室、昆布の夏季の苗培養場があります。人工培養場では、なまこ、うに、帆立貝、昆布など多くの水産物を人工培養して毎年、数百万の養殖物を海に放流しています。事業所では、水産物を立体的な方法で育てる具体的な計画を立て、それを実行するため陰に陽に頑張っています」

事業所では水産物を人工培養する上で飼料の解決を主な課題の一つとしています。それで海で採った飼料の原種を拡大培養して生産し、中でも栄養価が高い単細胞飼料の拡大培養に力を入れています。

これと共に人工培養場で水産物の種類を増やすため管理水域の特徴に合う養殖物を選ぶことにも力を入れています。ここでも天然飼料を利用し、生存率が高く生育の早い養殖水産物を多く育てる方法を絶えず研究して実地に取り入れています。

事業所では、培養係の技能を高めるためにも励んで孵化から稚魚の生育にいたるまですべての工程を科学的・技術的に管理しています。国を愛する思いで現代科学と技術の要請に即して養殖を発展させているホンウォン水産事業所の人たちの熱意の中、国の水産資源はいっそう増えることでしょう。