もっと多くの鋼材を

もっと多くの鋼材を

チョンリマ製鋼連合企業所*1は共和国有数の製鉄所です。ここの労働者たちは朝鮮が1950年代初頭のアメリカの侵略を退ける祖国解放戦争で勝利した後、廃墟の上に工場を復旧し、6万トン能力の分塊圧延機で12万トンの鋼材を生産する奇跡を生みました。

また、自力更生のスローガンを掲げて一気に千里を天かける伝説の馬、千里馬、チョンリマのように鋼材の生産で飛躍を起こし、全国の先頭に立ちました。そして、これが発端となり、朝鮮ではチョンリマの大進軍*2が始まりました。

チョンリマ製鋼連合企業所はこの数十年間、国の金属工業の発展に大いに貢献しました。企業所ではここ数年の間、生産工程の現代化のための段階別目標を大胆に立て、自力で推し進めました。

現代鋼鉄鉱業の精髄とも言える超高電力電気炉を自力で建て、原料の投入から溶解に至るすべての生産工程の現代化を実現しました。企業所では無煙炭ガス化による高温空気の燃焼技術を導入したガス発生の工程と圧延加熱炉の工程を新築しました。

こうして、国内に無尽蔵な燃料に基づいて圧延鋼材の生産をさらに増やすことが出来ました。そして、その成果におごることなく、今、もっと高い目標を立てて鋼材の増産に励んでいます。

第1鋼鉄職場の労働者キム・ジョンナムさんはこう語ります。

「労働者のみなが増産の一念に燃えています。すべての電気炉がフル稼働しています。私たちは経済強国作りと人民生活の向上のため沸き返る建設現場にもっと多くの鋼材を送ることで本分を果たすつもりです」

ここの人たちのように自力更生の精神で奮い立った国中の労働者によって今年、経済強国作りの転機を開こうとの朝鮮労働党の構想は必ず実現するでしょう。