その愛情あってこその才能

その愛情あってこその才能

ピョンヤンにマンギョンデ学生少年宮殿があります。チュチェ78（1989）年5月に建てられた宮殿は子供たちの総合的な課外教育施設です。

宮殿には科学技術と音楽芸術の各クラブ室と劇場、体育館、プールなど生徒たちの課外活動に必要な全ての条件が完備しています。宮殿には子供たちを国の「王様」と呼んで愛情の限りを尽くした不世出の偉人たちの足跡が印されています。

チュチェ73（1984）年、偉大な金日成主席はマンギョンデ地区にニュータウンを建設する課題を与え、そこに子供たちのための素晴らしい宮殿を建設しようと言いました。主席の崇高な意にのっとり、偉大な金正日総書記は宮殿が記念碑的建築になるよう精力的に指導しました。

宮殿の敷地を見立てた総書記は両手を広げてわが子を抱きしめる母親の懐を思わせる宮殿の建築予想案を選んで、非の内所*1のない傑作に完成させました。

そして子供の宮殿だといって軽快な趣だけに偏る建築家たちの狭い考え方も直してやり、一番よい建材と優れた工法、技術を取り入れて、宮殿を重みがありながら壮大なものに建てるよう導きました。宮殿が完工した時は竣工式に出席し、素晴らしい宮殿が建てられたととても喜びました。

その後、主席と総書記は生徒たちのために出来る限りのすべての措置を講じました。主席は生徒たちの宇宙征服の夢を大事にして、愛用していた天体望遠鏡も送り、時には自ら釣り上げた色々な魚も教育用として送りました。

そして子供たちの迎春公演と才気溢れる子供たちの公演も何度も鑑賞し、子供たちと一緒にいる時が一番嬉しいと言って明るく笑いました。金正日総書記は教育は民族の将来を決する重大事であるだけに、大金を惜しんではならないといって、国の教育施策の費用を毎年増やすようにしました。

新しい世代を大事にした主席と総書記の崇高な意志は、敬愛する最高指導者金正恩委員長の正しい導きによってそのまま引き継がれています。チュチェ103（2014）年5月、宮殿を訪れた金正恩委員長は宮殿の各所を詳しく見ました。そして子供たちが用意した芸術公演を見て、その未来を祝福しました。

この日、委員長は、宮殿の外と中をユニークに改築すべきだとし、そうしてあげれば、子供たちの心の中に世界を追いつけ追い越せると言う夢を育ませることができると教えました。翌年の11月、又もや宮殿を訪れた委員長は、すっかり一新して初めて来るようだ、子供たちが喜ぶという思いに心が弾むといって明るく笑いました。

まさにマンギョンデ学生少年宮殿に秘められた不世出の偉人たちの熱い愛情によって朝鮮の子供皆は才能を思う存分伸ばしています。

（今日の朝鮮）