そうそうたる青年科学者

そうそうたる青年科学者

科学で飛躍し、教育で未来を保証することについての朝鮮労働党の意図通り、朝鮮の科学者は科学研究に全身全霊を打ち込んでいます。

国家科学院の機械工学研究所の研究室主任チョ・ヨンチョルさんもその中の1人です。チョ・ヨンチョル主任は先端医療設備である人工水晶体加工設備の研究と製作で中核的な役割を果たした30代の青年科学者です。

チョさんはチャガン道*1ソンガン郡*2の山奥に生まれ育ちました。国のおかげで無料で英才教育を受け、思う存分才能を伸ばしました。希望が叶って、科学技術の根幹を育てる原種場とも言えるキムチェク工業総合大学に入学したチョさんは、教材や参考書に止まらず、現場での科学技術の懸案に関心を払い、専攻分野の実力を地道に磨きました。

早くも大学院生時代に新型工作機械の主軸を新しく設計し、全国的なプログラム・コンテストでも優勝しました。大学院を経て機械工学研究所に配置されたチョさんは、先端機械設備開発のパイオニアになる抱負を胸に探究を重ねました。

奇抜なアイデアと燃えるような情熱で、育苗場の近代化のための設備をハイレベルで製作し、人民経済の主体化、近代化の実現に役立つ価値ある研究の成果も次々と出しました。研究所では新進気鋭の科学者を信じ、人工水晶体加工設備のような先端医療設備の開発プロジェクトも一任し、極力助けました。

その信頼と支援の中、チョ・ヨンチョル主任と研究チームはなおさら発奮し、制御機械研究所の科学者と協力して、先端医療設備の研究と製作に成功しました。先端医療設備を開発した青年科学者チョさんは今、より高い目標を立てて鋭意努力しています。

チョ・ヨンチョル主任のお話です。

「これから世界と渡り合える先端機械設備をもっと多く研究し、製作するつもりです。その道で朝鮮の青年科学者の使命と本分を全うしようと思っています」

（今日の朝鮮）