お正月のピョンヤン

お正月のピョンヤン

お正月です。過ぎ去った一年は思い出の年となり、新しい希望で心弾む2013年が明けました。大きな誇りと喜びの中に迎える新年。

「明けましておめでとうございます」
「さあ、撮りますよ、笑って、キムチーズ」

新年の挨拶を交わす人も、写真を撮る人も、大人も子供もうきうき顔です。さっそく中央動物園のキム・ドクサムさんにマイクを向けて見ましょう。

「家族そろって先ず、マンスデの丘の金日成大元帥と金正日大元帥の銅像に新年の挨拶を捧げました。2012年を送って新年を迎える感情はいつもとは違う特別のものです。『クァンミョンソン3』号第2号機の打ち上げ成功で国中が大きな喜びに包まれていますね。また、モダンなチャンジョン通り*1、ヘルスセンター・リュギョンウォン*2、ルンラ人民公園*3、マストパチー研究所、数えてみるほど誇りで胸が一杯になります」

美しいテドン川*4の辺のオクリュ館*5、ポトン川*6の辺のチョンリュ館*7などレストランでは有名なピョンヤン冷麺と伝統の料理を出しています。公園と遊園地には人々の幸せそうな笑い声が絶えません。

「チュン区域*8のトンソンという街*9に住むリ・チョルスクと申します。子供たちに誘われてローラースケート場に来ました。初めてではありません。子供たちの喜ぶ姿に私たちも楽しい気分になりましてね。去年、ルンラ人民公園やこのローラースケート場、トンイル街運動センター、そして、ピョンヤン・フォーク公園にも行きました。余りにも楽しくて時間の経つのも忘れるくらいでした。新年はまたどんなうれしい事があるか待ち遠しいですね。さらに大きくなる幸せが目に見えるようです」

もっと幸せになる明日への希望、明日はもっと強くなり、もっと栄えるという確信でいつになく楽しい朝鮮のお正月です。