いたわり合う

いたわり合う

建国以来の大動乱ともいえる悪性伝染病の為、今、朝鮮人民は苦しい日々を送っています。しかし試練の中でも互いに助け合い労わり合う美談が次々と伝えられ、皆の胸を熱くしています。

数日前、平壌市*1東大院区域*2の東新第二洞*3事務所を1人の女性が訪ねました。多量の医薬品を持って来た女性は、「敬愛する金正恩総書記が常に人民と運命を共にする決意と、1日も早く国中の家庭に平穏と笑みが戻る事を切実に祈る思いで家庭で用意した常備薬品を苦しい所帯に送る事を提案したとのニュースに接して、夜通し眠る事が出来なかった」とし、持って来た薬品を洞の住民の治療・予防に使ってほしいと言いました。この女性は第49居住人民班*4に住むリ・グムシル*5さんでしたリさんはその後、同じ洞に住む参戦老兵と戦勝栄誉軍人の家庭に生活用品も送りました。

人の苦しみを自分の事と見做し心から助け合う美徳と美風の話は、平壌市平川区域*6の鞍山第一洞*7でも聞く事が出来ました。数日前、鞍山第一洞の或る家庭には夜深くまで明かりが点いていました。幼い娘の病状が更に悪化したからです。引っ越していくらもならない為助けてもらう人も無く心配は募るばかりでした。そのとき人民班長が訪ねて来て娘の病状を詳しく聞き、隣人達が薬品を持たせ診療所の担当医が対策を講じました。多くの人達の関心と努力により子供の病状は好転し、数日後、皆が喜ぶ中に全快しました。その日、両親は涙の中にこう言いました、「皆が同じ家族であるこの社会主義制度が一番です」。

それだけではありません。平壌教員大学教員第三学部の学生である〓〓・ウンギョン*8さんは、長い間骨肉の情を結んでいる平壌市東大院区域に住む1人の戦勝栄誉軍人に多くの医薬品と食品を送りました。胸を熱くするこうした美談を国中のどこでも聞く事が出来ます。苦しい時ほど互いに労わり合う熱い思い、もっと固く握り合う手と手、その力で朝鮮人民は苦しみに耐え抜き、より美しい生活を創造しながら明るい未来目指して勇記100倍して進んでいます。

この美徳と気風、この精神力があるので、今の防疫大戦で必ず勝利するとの確信を誰もが固めています。

（今日の朝鮮）

※呉英淑さんの声はBGMに埋もれて聞き取り難い。