ある販売員が聞かせてくれた話

ある販売員が聞かせてくれた話

ピョンヤンのテソン区域*1に住民に人気の食品店があります。リョンフンギョ食品店です。今から数十年前、偉大な金日成主席が訪れたところです。

店の責任者チェ・チュンランさんのお話です。

「リョンフンギョ食品店は1969年10月4日、偉大な金日成主席が訪れたところです。金日成主席は副食物の売り場で、いろいろなものを詳しく見ました。そして、年の若い販売員の話に耳を傾け、それを人民の要求として受け入れました。人民を天の如くみなす主席の恩愛の中で人民の幸せが花咲きました」

チェ責任者から次のような話も聞きました。この日、金日成主席は売り場ごとに一杯の食品を見て、満面に笑みを浮かべていました。主席は品数や一日の販売量について、また、困っていることがなにかについても聞きました。

販売員はコンデンスミルクの品切れで困るときが多かったので、そのことを話しました。育児用のコンデンスミルクのことですかと静かに言っていた主席はコンデンスミルクの供給対策を具体的に立て、販売員が本当に偉いです、自分の仕事への責任感の強い人ですと褒めました。

この日、主席はビスケットとキャンディー売り場の販売員がいいことを話してくれました、販売員が住民へのサービス活動の問題点と自分が考えていたことを率直に言ってくれて参考になることが多かったですと言いました。

この言葉には一人の販売員の話も大切にして、人民の意思と要求を先に思う主席の人民を天の如くみなす思想が凝縮されていました。まさに、金日成主席は人民を天のごとくみなした人民の優しい父でした。