鼻塚
鼻塚、一度聞いてはピンと来ない、こんな塚もあるのか、耳を疑う事でしょう。はい、鼻塚ってあります。それについての話です。
1592年、日本侵略者は大兵力で朝鮮に対する武力侵攻を開始しました。朝鮮の歴史に壬辰倭乱として記録された7年間の戦争史、日本ではこれを文禄・慶長の役と言っていますが、この戦争中侵略者は朝鮮の至る所で朝鮮人民を大量虐殺しました。日本侵略者の悪辣な人間狩りについては京都にある鼻塚を通じても良く分かります。
中央階級的教育館の解説係り チェ・ギョンミ
「当時、侵略の首魁だった豊臣秀吉は人の耳は二つだが、鼻は一つだから朝鮮人の鼻を切って首級に代えると言って切り取った鼻の数によって『軍功を評価』したとのことです。この殺人命令に従って侵略者は無実の人々を殺すのを出世の道、道楽とみなして『軍功』を立てようと、朝鮮人なら赤ん坊まで殺して鼻を切り取りました。果ては生きている人の鼻まで切りました。侵略者の野蛮行為によって戦後も朝鮮には鼻のない人が大勢いました。鼻塚にはこのように切り取った鼻が21万4752個も埋められたと言います。戦争が終わった後、日本侵略者は自分たちの残忍さと野蛮さを少しでも隠してみようと『鼻塚』を『耳塚』だと名を変えて歴史の記録に残しました。しかし名を変えたといって日本侵略者の野蛮行為の跡が覆い隠されるものではありません」
鼻塚は日本侵略者の根深い野蛮行為の歴史を今に伝えています。
（時事評論）
2021.04.12 サイト動画の聞き書き、字幕抜き書き
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