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社会主義朝鮮では、子供たち誰もが思う存分才能を伸ばしていますが、神童も数多く育っています。ピョンヤンのモランボン区域*1インフン初級中学校*2の2年生のキム・リョンアさんもその1人です。
キムさんは、女流詩人の夢を見ています。11歳しかならない幼い少女ですが、専門家も顔負けするほど、多くの詩を手がけた将来が嘱望される豆詩人です。幼稚園の頃から日記を書いていますが、特別目を引くのは、日記をすべて詩で書いていることです。
早くから言葉と文字を習いはじめたキムさんは4歳の時、詩を作って、周りの人たちを驚かせました。ところが、両親は別に関心を払いませんでした。同じ年齢の子供たちによく見られる趣味としか考えなかったのです。
ある日、幼稚園の先生はキムさんのノートから数編の詩を見ました。まだ詩とは言いがたい５歳の子供の作文でしたが、自然現象と物事についてリアルに表していました。その才能を伸ばしてあげよう、と思った先生は、中央動物園と中央植物園にも連れて行って、物事に対する観察能力を養ってあげました。
そして、毎日、キムさんが書いている日記も見て、創作で個性を生かし、自分の思いを詩に表す能力を身に付けるようにしました。頭角を現しはじめたキムさんの才能は、世界子供の日60周年記念交歓会で即興詩を詠んだことを機に、多くの人々の間で広く知られました。
小学校を経て初級中学校に進学してからというもの、キムさんの才能は一段と伸びました。その過程に、童詩「夕暮れの思い」、童謡「滝が流れ落ちる」、童詩「花が笑う」など100編余りの作品を創作しました。
昨年は、全国児童文学作品懸賞募集に童詩を出品して、1等に当選しました。今年も素晴らしい詩集を出すため、創作に打ち込んでいます。
キムさんのお話です。
「私の夢は立派な女流詩人になることです。恵み深い幸せな社会主義の国のありがたさをいつまでも詩に表したいです」
キムさんの大切な夢は、社会主義朝鮮で必ず叶うでしょう。
（今日の朝鮮）
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