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呉英淑（オ・ヨンスク）：ここに一点の美術作品があります、『竣工式の日』という版画です。
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美術アトリエセンターの万寿台創作社のキム・チョルチュンさんに言わせますと、「2015年6月1日、『世界子供の日』にちなんで行なわれた元山育児院・愛育院の竣工式の模様をそのまま版画に込めた」との事でした。
マンスデ創作社の美術家 キム・チョルチュン
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「朝鮮の子供たちのように自分たちの住む家のテープカットを自分の手でやったためしは歴史にありません。これは敬愛する金正恩総書記の許でのみ与えられる朝鮮の子供たちの特恵だと思います。このことがモチーフとなって作品を手がけたわけです」
2015年2月、金正恩総書記は元山育児院・愛育院、初等学院と中等学院の建設現場を訪れました。
建設の捗り具合を備に把握した総書記は「労働党は育児院と愛育院、学院の子供達の為の保育と教育施設のスタンダードな設計を各道に送った。其々の地域では地元の特性と顔が活かされるよう、また周りの環境と収容能力に合わせて育児院、愛育院、初等学院、中等学院を建てるべきだ」と言いました。
その年の4月、再び完工を控えた元山育児院・愛育院を訪れては「本当に気分が良い、何の心配も無く思う存分遊び回る子供達の姿が目の前に浮かんで来る」と言って喜びました。
総書記は『世界子供の日』に竣工式を行なうという約束を忘れず6月1日、元山育児院・愛育院をまたもや訪れました。
そして竣工式を行なう時「テープカットは子供達にさせよう、すれば大人になっても紅葉（もみじ）のような手で我が家のテープカットをした日の事を一生忘れないだろう」と言いました。
マンスデ創作社の美術家 キム・チョルチュン
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「当時、金正恩総書記は竣工式があった次の日にまたそこを訪れて子供たちの歌声を長いこと聞いたとのことです。その時の子供たちの幸せそうな歌声を作品に盛り込めなかったのが惜しいです。けれど、子供たちが歌う幸せの歌声は今も響き渡っています」
子供達の歌声・笑い声には骨が折れるほど次の世代に一層の真心を尽くし、その愛情の力で共産主義の未来に向けて力強く前進しようとの金正恩総書記の気高い思想が凝縮されています。
（政治―為民献身）
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