2015年初の共和国の金メダリスト

2015年初の共和国の金メダリスト

共和国のスポーツ選手たちは日増しに高まるスポーツ熱風の中、国際競技で多くの金メダルを獲得しました。その成果の中、今年、ピョンヤンスポーツ団のキム・ヘギョン選手が初の金メダルを獲得しました。

キム選手は、この1月25日、中国香港で行われた第15回アジアマラソン選手権大会と2015年香港マラソン競技大会に参加しました。競技には、共和国とエチオピア、ケニア、日本など19の国と地域の男女選手90人あまりが参加しましたが、選手みなが出発してゴールインした記録でアジアマラソン選手権大会と香港マラソン競技大会のランクを別に定める方法で行いました。

これまで数回の国際、国内競技で好成績を収めたキム選手は、スタートからほかの選手たちを遠のけて一番先で走りました。その姿は、マラソン専門家とファンに深い印象を残しました。エチオピアとカザフスタンの選手を追い越して元気に走るキム選手を観衆は熱烈な拍手で励ましました。キム選手は、2時間31分46秒で一番先にゴールインし、第15回アジアマラソン選手権大会とともに2015年香港マラソン競技大会でもランキング第一位になりました。

ファンヘ北道*1クムチョン郡*2で軍人家庭に生まれ育ったキムさんは、運動神経が発達していてクムチョン郡青少年スポーツ学校でマラソンを習い始めました。その後、14歳からピョンヤンスポーツ団で現役生活を始めました。体は小柄でも、忍耐強く負けず嫌いのその性格が、マラソン選手としての早い上達をもたらしました。結果、国内競技と国際競技でいつも優勝したのです。

キムさんは話します。

「世界的な覇者になるのが私の目標です。それで私はより多くの金メダルで朝鮮の栄誉を世界にとどろかすつもりです」

今もキムさんは、より高い目標を掲げて訓練に拍車をかけています。