防疫危機を打開するために

防疫危機を打開するために

伝染病の拡散を迅速に抑止、管理し、主導権を握ることについての朝鮮労働党の意図に則り、ピョンヤン市内の医療従事者が最大に発奮して目下の状況を好転させるため奮闘しています。

伝染病の拡散を迅速に抑止するための国家レベルの対策が取られる中、保健省の人たちは担当地域に出向き、非常防疫機関との連携の下に防疫危機を克服するための適切な対策を講じています。

治療予防機関では今の保健危機を一日も早く打開する上で全人民の科学的な防疫意識を高めることの重要性を見極め、広範な大衆の中で伝染病防止のための衛生宣伝キャンペーンを機動的に張っています。

ピョンヤン市コリョ病院では中央非常防疫機関の指示を各科に迅速に伝え、医師、看護士が悪性ウイルスの感染症についての防疫知識と衛生知識、治療法を熟知するようにしています。また、入院患者と来院者に発熱者がいるかを掌握し、異常症状の時の行動秩序について詳しく教えています。

ピョンヤン市第3人民病院では副院長と各科の有能な医師で迅速協議診断チームを組み、着実に運営しています。現場での治療活動はもちろん、発熱者が発生した地域に出向いて協力し、伝染病の拡散を抑止する上で住民の防疫意識を高めるための衛生宣伝を攻勢的に行っています。

市内の医療従事者は検診、治療、消毒にも力を入れています。

ピョンチョン区域ヘウン総合診療所では住民世帯をもれなく訪ね回り、発熱など異常症状のある患者を掌握し、集中検診と即時の治療対策を立てています。

モランボン区域衛生防疫所のユ・ヒョンチョル所長のお話です。

「区域内の地域別に衛生防疫担当者を固定配置し、発熱者の掌握、わけても年齢別の発生動態についての疫学調査と分析を正確に行うなど拡散防止に本腰を入れています。迅速機動チームを緊急派遣して発熱者の検体を採取し、検査ポストで迅速に診断して綿密な治療対策を講じています。区域内の治療予防機関から出る生活汚水の沈殿、ろ過、消毒を定期的に行うのかを監視し、対策を講じています」

朝鮮労働党中央委員会第8期第8回政治局会議の決定を実行するための非常防疫活動で先兵の役割を果たして必ず防疫大勝をもたらそうとの熱意はさらに高まっています。

（今日の朝鮮）