野菜の新種はここから

野菜の新種はここから

朝鮮の農業研究部門で新種の農作物の研究が深まる中、ピョンヤン野菜科学研究所でも美味しく栄養価の高い新種の野菜をより多く生産するための研究が盛んに行われています。

研究所ではすでにバイオテクの方法で美味しく栄養価の高い多量収穫品種、優良品種のハウス野菜を育種しました。今も研究者たちは食用と薬用の価値の高い色々な機能性野菜を研究する目標を掲げて知恵を出し合っています。近頃は一般の唐辛子の品種に比べて病害虫に強く、安全な収穫ができる新種の唐辛子の研究を深めています。

研究者のシン・グァンヒョクさんのお話です。

「前に育種された品種の中には適当な辛味、不利な気候、つまり低温や薄い光度条件でも高い収穫ができるものがあります。当座は、このような品種の特性を前のレベルでそのまま維持する一方、さらに品質を改善するための採種と原種の研究に力を入れています。現在、野菜ハウスで栽培されるものより1.3～1.5倍以上、安全な収穫が可能な品種を生産に取り入れる予定です」

唐辛子の新種は栽培面積の縮小、産量増大のメリットがあるだけでなく、香辛料や医薬品の原料としての利用価値も高いと言うここの研究者たちの自慢話には切りがありません。

今もピョンヤン野菜科学研究所の人たちは人民の食生活の向上のため、より高い目標を立てて研究を重ねています。

（今日の朝鮮）