軍事力イコール国力

軍事力イコール国力

朝鮮での特大の出来事で月初めから沸きかえった劇的な7月も終わりを告げようとしていた7月29日、世界の耳目を驚かすニュースが伝えられました。大陸間弾道ロケット「ファソン14」型の第2回テスト発射に成功したという朝鮮の勝利のニュースでした。

大陸間弾道ロケットシステムの信頼性が改めて確証され、任意の地域と場所で、任意の時間に大陸間弾道ロケットを奇襲発射できる能力が誇り示され、アメリカ本土全域が共和国の射程内に入ったことがはっきり立証されました。誰が認めようと認めまいと、共和国は名実共に核強国となりました。

敬愛する最高指導者金正恩元帥はすでに軍事力イコール国力で、軍事力を全面的に強める道に人民の安全と幸福がある、といいました。軍事力イコール国力、これはかつて力が弱くて列強に踏み躙られ、弱小国家に冷遇された胸の痛む歴史が教える真理で、帝国主義者の強権と横暴が羽振りを利かせる今の時代が刻み付ける哲理です。

一番の国力は軍事力です。人口が多く、領土が広いといっても、また、発達した経済力と豊かな資源を持っていても、自分の力、強い軍事力がなければ国と民族の自主権と生存権を守ることも、繁栄を遂げることもできません。外貨があれば軍事装備を買ってくることは問題でないといって、自分の軍事力の強化をおろそかにしたイラクとアメリカの圧力に屈して核を放棄したリビアの実態がその好例です。

弱者の前では横暴極まりないが、強者の前では卑屈になるのがまさに帝国主義者です。歴史を見ましても、帝国主義者は軍事力の弱い国に対しては見くびって一方的な強盗さながらの要求をつきつけ、武力干渉と侵略を事としてきました。しかし、軍事力の強い国に対してはみだりに振舞っていません。

今、アメリカにとって共和国が一番大きな脅威、恐怖となるのは自分たちに対抗できる強い軍事力があるからです。

強い核抑止力、無敵の軍事力に共和国の国力の高さがあり、社会主義朝鮮の自主的気概があります。