苗木の生産を先立たせる

苗木の生産を先立たせる

共和国では森林造成が国の発展と子孫万代の繁栄のための最大の愛国事業となっています。ピョンヤンでも山を控えた地域で造林用の苗木の生産に力を入れています。

ヒョンジェサン区域*1森林経営所では区域内の山々を有用な経済林にするため育苗場を立派に造り、苗木の生産を先立たせています。特に実益のある油脂樹や野生の果物の木の苗木を沢山生産しています。

森林経営所では育苗場に温度と湿度などのコントロールがオートメ化されたプラスチックの羽目板温室を設け、１年２サイクルの生産の準備を着実に行っています。またソーラーパネルによる発電システムを設けて苗木の生産と潅水に必要なエネルギーを充分得ており、至る所に林間育苗場を造り、苗木の活着率を高めています。

経営所の従業員は科学技術普及室を通じて先端科学技術を習得し、苗木の生産の進んだ方法を積極的に受け入れています。苗木畑の地力を高め、病虫害を防ぐための対策も科学的に立てています。このような献身的な努力によって、森林経営所の育苗場では森林造成に必要な良種の苗木がすくすく育っています。

支配人のパク・ヨンジンさんのお話です。

「区域内の山々を有用な黄金の山、宝の山にする上で肝心要のことが苗木の生産です。私たちは栗と五葉松、山葡萄、サルナシを始め、野生果実の木を沢山植えて、区域の人が実益を得るようにするつもりです」

（今日の朝鮮）