自然エネルギーを積極的に利用している

自然エネルギーを積極的に利用している

朝鮮で自然エネルギーの開発と利用に力が入れられています。朝鮮産業デザイン協会では太陽エネルギーを積極的に利用して、必要な電気を自力で賄うことにより、国に寄与しています。

ここへ行ってみますと建物の屋根にずらりと並んだソーラーパネルが異彩を放ちます。屋根の上には数百ワット能力のソーラーパネル百数十個が設置されていますが、毎年の発電量は数万キロワットに達します。

ここの人たちは知恵と情熱を合わせて数ヶ月間で百数十個のソーラーパネルを設置しました。そして、実情に合う数台の大容量のコンバーターも設置し、コンピューターによる電力管理システムも立てて、科学的な管理を実現しました。これに基づいて時間別、日別、月別、四半期別に生産された電気を最大限に節約して使い、残ったものは国家電力網に入れています。オフィスや創作室、会議室、エレベーターはもちろん、食堂や浴場などの運営に必要な電気を太陽エネルギーで賄っています。

協会のチェ・ジョンヒョクさんのお話です。

「ソーラーパネルを使って電気を生産すればいろいろと利点があります。自然エネルギーを利用することで電気不足を知らず、また従業員の生活にもプラスになっています。サウナに遠赤外線輻射パネルが使われていますが、環境にやさしく、創作に携わる人たちの健康増進にも役立っています」

協会はソーラーパネルによる電気の生産を増やし、より効率よく使うために努めています。

（今日の朝鮮）