自分の力を信じて

自分の力を信じて

共和国の科学者が価値ある研究の成果で経済発展と人民生活の向上に役立てています。その中にはキムチェク工業総合大学電気工学部の電力系統研究室の人たちもいます。

研究室主任のキム・ドクスさんのお話です。

「研究室では、10数年前からコンピュータ数値制御導入の負荷電力管理システムの開発に励んできました」

コンピュータ数値制御導入の負荷電力管理システムは、国内の実情に合わせて消費電力の監視及びコントロールが可能なシステムです。技術工学の諸問題、そして莫大な資金、資材を要するハードなプロジェクトでした。

研究チームは膨大なデータ収集を短期間に終え、システムの総合的な設計をして装置の製作に取り掛かりました。低コストで良質のものを、それも自力で製作するのが研究チームの目指すところでした。鋭意努力して国産化の装置を次々と開発しました。

システムの機能を前の20より100余りに増やし、電力管理の科学化を実現しました。新開発の設備は国際品質認証を受けており、グレードアップも自力で可能な見通しがつきました。装置の国産化についで全国導入も進められています。このシステムは節電効果が優れています。

研究チームは朝鮮の解放70周年と朝鮮労働党創立70周年に際して発表された朝鮮労働党中央委員会、朝鮮労働党中央軍事委員会の共同スローガンに則り、科学で人民の楽土を建てるためさらに高い目標を立て奮闘しています。