祖国解放戦争勝利記念塔

祖国解放戦争勝利記念塔

祖国解放戦争勝利記念塔はピョンヤンの風光に恵まれたポトン川*1の岸辺にあります。1950年代始めのアメリカの侵略を退ける祖国解放戦争のとき、朝鮮人民が発揮した集団的英雄主義と偉勲を末永く伝えるために建てられました。

15万平方メートルの敷地を占めている塔エリアの入り口には「祖国解放戦争勝利記念塔」という偉大な金日成主席の直筆が刻まれた長さ40メートル、高さ20メートル、幅12メートルの大門があります。大門には朝鮮人民軍の帽章と共和国の旗がレリーフされ、両側の柱には苛烈を極めた祖国解放戦争を意味する「1950」、「1953」の数字が3人の人民軍陸、海、空軍兵士の彫像の上にレリーフされています。

大門をくぐって入ると両側に主席の直筆が刻まれた石碑と主席の業績を称える詩の石碑があります。また朝鮮労働党の旗と朝鮮人民軍の軍旗の彫像があります。中心テーマの「勝利」の像の両側に10のサブテーマの群像があります。祖国解放戦争勝利記念館のチョ・ウンヒさんの解説です。

「祖国解放戦争勝利記念塔は偉大な金正日総書記の発案と指導により、祖国解放戦争勝利40周年になる1993年7月27日にちなんで建てられました。金正日総書記は塔の形成案とミニチュアを何度も見て、どう建てるべきかを詳しく教えました。祖国解放戦争勝利記念塔は金日成主席と金正日総書記によって朝鮮人民の勝利のシンボル、信念と意志の塔として建てられました」

祖国解放戦争勝利記念塔が建てられたのは戦争参加者とその子孫、勤労者を深く感動させました。みなは犠牲になった先達、戦争の時、偉勲を立てた人たちを国と次代の前に高く押し立てた主席と総書記の革命的道義心に目頭が熱くなりました。

祖国解放戦争勝利記念塔は時代の記念碑的建築であるばかりか、人民軍軍人と勤労者を革命的に教育する拠点でもあります。