社会主義の全面的発展に関する思想
呉英淑(オ・ヨンスク):朝鮮で社会主義建設は新たな発展の道に入りました。この時代の要請に即して朝鮮労働党は社会主義の全面的発展を遂げる事についての思想を示しました。
労働党が示した社会主義の全面的発展に関する思想の本質は一言で言って、社会主義建設の全ての分野と国の全ての地域・人民経済の全ての部門の均衡を保つ同時発展を遂げるという事です。
社会主義の全面的発展に関する思想には、国家の復興と人民の幸せを繰り上げて実現しようとの労働党の崇高な意図が込められています。共和国が目指す社会主義強国は国力が強く全てが豊かで世界に羨むものの無い人民の国です。
今、人々の物質的・文化的要求は日増しに高まっています。それだけ全ての分野・全ての部門が均衡を保って同時発展を遂げる時初めて、増える人民の需要を十分満たし国家の復興も実現する事が出来るのです。住む所は異なっても生活で地域の差があっては絶対ならないというのが朝鮮労働党の意志です。
社会主義の全面的発展に関する思想には、主体の力・内的動力を著しく増大させて革命の成功裏の前進を更に早めようとの労働党の揺るぎ無い意志が込められています。自分の力を強めその役割を高めるのは労働党が社会主義建設で一貫して堅持している重大な問題です。
人民経済の各部門と機関の間に存在する不均衡と非対称をそのまま放置しては、また地域間の差を減らさない事には社会主義の優越性と威力を最大限発揮する事は出来ません。遅れた部門と機関・地域を徹底的に盛り立てて均衡を保ち、社会全般が実質的に発展すれば主体の力が増大するでしょう。
社会主義の全面的発展を早めて、近いうちに自立と自尊で栄える社会主義強国を建設しようというのが朝鮮労働党の大構想です。
(政策)
2022.04.01の記事