献身の足跡

献身の足跡

偉大な金正日総書記の生涯は、人民の幸福のための現地指導で綴られています。朝鮮北部のチャガン道*1も、金正日総書記が絶え間なく訪れた所の1つです。チュチェ99（2010）年の夏、総書記がチャガン道を訪れた時のことです。総書記を自分の職場に迎えたいのは、道民皆の切なる思いでした。当時、チャガン道の労働者たちは、朝鮮労働党とチュチェの革命偉業で重要な政治的イベントとなる朝鮮労働党第3回代表者会議を控えて、生産と建設で連日革新的な成果を収めていました。

総書記には会いたい人、行きたい所も多いでしたが、人民生活の向上に役立つ工場と企業から訪れました。総書記が一番先に行ったのは、チャンジャサン総合食品工場でした。工場では、色々な農産物や野生の果実、山菜など地元の材料で麺類と餅、油、ビスケットとキャンディー、お茶、そして色々な加工品を始め数十種の食品を生産していました。

最新設備完備のクリーンな工場の生産工程を見て、総書記は明るい微笑を湛えました。山梨のシロップや山菜の加工品、麺類、餅、キャンディーとビスケットなど色々な食品の生産の状況を見て、その味見もした総書記は、人民に美味しく栄養価の高い食品をより多く供給できる、ととても喜びました。そして、「全てを人民生活の向上のために！」というスローガンを掲げて懸命に取り組むなら、人民生活の向上に画期的な変革をもたらすことが出来る、朝鮮人民に一番良いものを与えるのが党の意志で、決心だ、と言いました。

次いで、総書記はカンゲ味噌醤油工場に行きました。7年前も訪れたことのあるこの工場は、その間、見違えるほど姿を一新していました。工場で生産される味噌と醤油などは、人民の好評を受けていました。総書記は、生産を高いレベルで正常化しているのは本当に嬉しいことだ、味噌と醤油などは人民の食生活に一日も欠かせないものであるから人民の忠僕である活動家たちはこれにいつも第一義的な関心を向けるべきだと言いました。深い人民愛がそのまま伝わってくる話でした。

続いて、総書記はカンゲコリョ薬加工工場に向かいました。この工場も総書記が4年前に訪れた所で、現代化が進んでいました。総書記は、人民が一番多く求める薬は何か、コリョ薬の生産で難問は何か一つ一つ聞いて、コリョ薬量産の方法を教えました。そして、人民が無料治療制の恵みを充分受けるためには、薬の生産に力を入れるべきだと言いました。

総書記の生涯はこのように、現地指導の道で過ぎました。正に、金正日総書記の限りない献身と労苦によって、人民の幸せと国の繁栄がもたらされたのです。