満足というのを知らない

満足というのを知らない

ピョンヤンの都心を流れるテドン川*1の中州である美しいルンラ島*2は人民の憩いの場、遊園地として有名です。ルンラ島にはイルカ館もあります。

敬愛する最高指導者金正恩委員長はチュチェ101（2012）年6月、開館を控えたルンラ・イルカ館を訪れました。現場の各所を見た金正恩委員長はまだ物足りない感があるとし、イルカ館は開館すれば1年365日間、運営する所だから全般的に検討し、不充分な部分に全て修正を加え、完璧に完成すべきだと言いました。

ルンラ・イルカ館は偉大な金正日総書記が生涯を閉じるまで特別関心を持ったところだとし、建設に心血を注いだ金正恩委員長の労苦と献身の精神に周りの人たちは胸が熱くなりました。

2ヵ月前も建設現場を訪れた金正恩委員長は、人民のための最高級のイルカ館に作ろうとし、ロビーと観覧ホール、ショーの水槽などと２階にある展示ホール、天然の洞窟のような科学技術普及室など全ての要素を最高のレベルで完工するよう詳しく教えました。

一階の廊下の壁に大きな金魚鉢のようなものを設置し、廊下の天井の施工をやり直して観客に海の中に入るような感じを与えること、ショーの水槽に水中音響設備と水中照明施設を設置し、トラスにプラスチックのボールをつるすことなどなど。金正恩委員長は細部にいたるまで気を遣いました。

そして、これまでテレビにだけ見ていたイルカのショーを、イルカ館に来て直接見るようになったから私も嬉しい、近代的な遊泳場と遊園地だけでなく素晴らしいイルカ館まで建設すれば、ルンラ島が人民の公園としては最高だと喜んで言いました。そして2ヵ月後、またもや現地に出てイルカ館を非の打ち所のない完璧なものに建てるよう詳しく指導したのでした。

本当に金正恩委員長は人民のためのことでは満足というのを知りませんでした。

（今日の朝鮮）