海クムガンのソル島

海クムガンのソル島

海クムガンのソル島は世界的な名山クムガン山*1、金剛山の海クムガンエリアにある名所です。海クムガンの小さな岩島の上に松の木が青々と茂っていることから、松の木を意味するソルをつけて海クムガンのソル島と呼ばれています。

海クムガンのソル島は中生代花崗岩が長い歳月にかけて風雨に晒され、波に洗われて出来た島です。島は海面より50メートルほど高く聳えています。土はほとんどなく、岩だらけのところに松がしっかりと根を下ろし、たくましく育っています。

風にそよぐ松の木と波打つ海が見事なコントラストを成し、異彩を放ちます。島の周辺には大きさ様々な奇岩があり、岩ごと松の木が育ち、海鳥も棲息しています。

海クムガンのソル島は海クムガンの景色を代表する島として、風致の面だけでなく、風雨と海の浸食作用、松の成長状態の研究で意義があるので天然記念物に指定されています。

（観光）