注目を浴びた少女

注目を浴びた少女

子供たちの2022年の迎春公演「我が家の12ヶ月」で11歳の一人の女の子が注目を浴びました。話と歌「一途な思い」でピアノの伴奏をしたクムソン第1中学校の生徒チェ・リョソンさんです。

敬愛する金正恩総書記にお会いしたい、その一途な思いを純真な子供の心で立派に表したこの歌はチェさんが作詞、作曲したものです。専門家に言わせますと、迎春公演に出演した子供が自作の歌を自分で演奏したのはチェさんが始めてだそうです。これをきっかけにチェさんの才能はみなに知れ渡りました。

チェさんが得意なのはピアノと歌だけでありません。勉強ができるばかりか、絵描きも上手です。それで、教師や隣人からかわいがられています。チェさんは文学にも素質があります。大変な本好きのチェさんは話をする時も、作文をする時も的確な表現を選り分けて使います。幼稚園のときから書き続けている日記帳には面白い絵も書かれていて、一度目を通した人は童話を読むようだと誉めそやしました。

キョンサン幼稚園でピアノを習ったチェさんは、小学生になってからはマンギョンデ学生少年宮殿のピアノサークルに通っています。作曲もここで習いました。9歳の時、生徒向けの文学賞であるわが教室文学賞を受賞し、作品集を3つも出したのです。迎春公演で披露した歌「一途な思い」は、チェさんが迎春公演を控えて金正恩総書記に贈った歌謡集「高く聳えるペクトゥ山」に載っているものです。

チェさんのお話です。

「私が作詞、作曲した歌を演奏した時、大勢の人が花束も送り、祝ってくれました。その時、とても嬉しかったです。みなに褒められた時、先生たちのことを思いました。先生とお父さん、お母さんの期待通りに勉強に一層励んで国の担い手になるつもりです」

体系的な芸術教育を受けて才能を伸ばしているチェさんの将来はみなに期待されています。

（今日の朝鮮）