朝鮮の声郵便箱200731

「朝鮮の声」郵便箱 2020.07.31

シン・ヨンイル：朝鮮の音楽をご愛聴なさる日本の音楽ファンの皆さん、ご機嫌如何ですか？　このコーナーでは、おかだしんやさんとすずきりょうすけさんがリクエストなさった朝鮮の歌をお送りしましょう。

その日の15分

東京都のおかだしんやさんは朝鮮印象を伝えるお手紙に、こうお書きになった事があります。

「今回金剛山に行った時、目の前に広がる351高地についての解説を聞きました。1950年代の朝鮮人民の祖国解放戦争の時、前線東部の戦術的要衝である351高地を人民軍の勇士達がただ15分間で占めたという解説を聞いて、自ずと『その日の15分』という歌の歌詞が頭に浮かんで来ました。で、今日は牡丹峰楽団で2014年に作った歌『その日の15分』をリクエストします」

先ず、この歌をお送りします。功労芸術家のソル・テソン*1さんとパク・チョル*2さんが歌詞を書き、ハム・ヒョク*3さんが曲を付けたこの歌は、チュチェ103年（2014）に創作されました。

その日の15分（그날의 15분）
昔の戦場に今も聞こえる時計の音　苛烈な351高地にわれら呼ぶ
万歳高く山を占めた15分　敵を撃ち倒した15分
あ　その日の15分　偉勲を語ってくれる

命を賭して戦士ら突撃路を開き　勝利の喊声高く山に国旗を翻した
命のような土地を取り戻した15分　将軍に立てた誓いを守った15分
あ　その日の15分　国の貴さ知らせてくれる

英雄の山をわれら守る　その日の勝どき誇りに満ちて今に続く
とわの心の時間15分　国を守る精神の15分
あ　その日の15分に　われら生きてる

▲

戦勝の祝砲よ語れ

この6月、すずきりょうすけさんは「朝鮮の声」放送と縁を結ぶファックスをお送りになる際、リクエストもなさいました。すずきりょうすけさんは、こうお書きになっています。

「ところで来月には祖国解放戦争が終結した戦勝節がありますね。そこで『戦勝の祝砲よ語れ』を是非リクエストしたいと思います。先日、インターネットでこの曲が紹介されており初めて知りました。祖国解放戦争で偉大な成果を収めた元戦士達を称える内容が優しく丁寧に、しかしながら力強く歌われていて、とても感激を受けました。とても素晴らしい歌だと思います。是非とも日本の人達にこの名曲が知れ渡るよう、放送で取り上げて下さい。宜しくお願いします」

戦勝の祝砲よ語れ、この歌はチュチェ102年（2013）に創作されました。歌詞を書いたのはリ・ジソン*4さん、曲を付けたのはナム・チョル*5さんです。