「朝鮮の声」郵便箱 2018.12.09

呉英淑(オ・ヨンスク):「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル:「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑:いよいよ12月、今年も最後の月となりました。先日、「朝鮮の声」放送の愛聴者である群馬県のすずきよしかずさん、すずきよしかずさんから、11月9日付の受信報告が添えられたお便りが届きました。お便りにはこんな内容がありましたが、読んで見ましょう。

「立冬を過ぎ、本格的な冬が間も無く訪れるものと思います。近年は地球温暖化の影響か気温は比較的高めなのですが、雪の降る量が増えました。平壌の降雪量に変化があるようだと感じる事はありませんか? 屋外のスケート場等に氷は良い状態で〓〓しますか?」

シン・ヨンイル:本格的な冬の寒さが到来したかのようにこの11月24日の朝起きてみますと、なんと辺り一面銀世界になっているではありませんか。初雪としては相当な量の積雪が測定されました。本当に寒さが始まったなぁと思いましたが、午後には影地を除いた全ての所で雪が全部解けていますね。ところがその次の日には、また雨ですからね。12月に入りましたが屋外のスケート場は、まだ氷がついていません。

呉英淑:すずきさんも書いておられますが、地球温暖化の影響で気温が高まったし気まぐれな天気も続きますね。嘗ては三寒四温の繰り返しだった冬の天気も〓〓〓〓〓から。

シン・ヨンイル:この頃、日本の皆さんから日本各地での自然災害のお知らせがありました。大阪府のやまもりけんじさん、やまもりけんじさんは9月9日付の受信報告が添えられたお便りに、こう書いておられました。

「こちら日本では災害が続いております。大阪も9月4日に台風21号が上陸し、近所でも屋根が壊れたり瓦が落下したりしました。私の家は一昨年に手直し等していたので助かりました。北海道でも地震があり、死者が凄いです」

呉英淑:広島県のみやけひでみつさん、みやけひでみつさんから、久しぶりのレポートが届きました。一枚の写真も同封されていましたが、レポートにはこう書かれていました。

「広島は2018年の豪雨の被害から復興が進んでおります。交通機関も大分回復致しました。53年間生きた中で今回の事は決して忘れられない事になるでしょう。写真は近くの山で災害が起きる前に写した物です。今は土砂崩れによりこのような美しい花は、今後いつ見られるのでしょう。2019年は災害の起こらない安心した生活が出来る年でありたいです」

シン・ヨンイル:スタッフは日本での自然災害のお知らせを伝え聞く度に、リスナーの皆さんの事が心配でなりません。寒さが近づいて来た今尚、災害から立ち直らず露天生活を余儀無くされていた筈のリスナーの皆さんの事を思えば、心が苦しくなりますね。もっと寒くなる前に災害から立ち直り、安定した生活が出来るようお祈りする次第です。

呉英淑:この頃音楽についてのご感想等が沢山届いていますが、岡山市うえむらあきおさん、うえむらあきおさんは、11月9日付の受信報告が添えられたお便りをお送りになりました。うえむらさんはこう書いておられました。

「『お望み音楽』で私のリクエストを採用して下さりありがとうございます。大変嬉しいです。『切なる思い』は曲名通りに、歌に切ない思いが伝わって来ました。また『名勝の国を歌おう』はテンポ良い明るい曲調で、貴国の美しい風景を思い浮かべながら聞きました。いつか是非貴国を旅行して貴局の日本語部の皆さんとお会い出来る日を願っています。〓〓〓局日本語部の皆さんの温かなお気持ちに感謝しながら、大変嬉しく聞きました」

シン・ヨンイル:群馬県のすずきよしかずさん、すずきよしかずさんは、うえむらあきおさんのリクエスト曲をお聞きになったご感想を、こうしたためました。

「『お望み音楽』の時間に岡山県のうえむらあきおさんのリクエストが放送されましたね。同じBCLという趣味の方なので親しみを感じています」

すずきさんは続けて、厳しい寒さの冬を楽しく過ごしているであろう共和国の人々である事を願って、冬のスポーツを歌った楽しい歌をリクエストなさっています。

呉英淑:美しい情緒を抱かせ生活に活力を吹き込むだけでなく喜びと楽観を持たせる音楽は、すずきさんが書いておられるように人々の心を一つに繋いでいますね。東京都のおのたかおさん、おのたかおさんから久しぶりのお便りが届きましたが、おのさんは「北と南の首脳会談等貴国に関して目が放せない状況であります。貴局のニュース等は非常に貴重な情報になっております。貴国の音楽、特にクラシックは聞きやすく好きです」とお書きになりました。

シン・ヨンイル:新潟県のいしぐろたかしさん、いしぐろたかしさんからも11月2日付の受信報告が添えられたお便りが届きましたが、いしぐろさんは最近仕事も忙しくなって来て久しぶりにレポートを送るとし、「歌、音楽の時間はいつも聞いていますがどれも良い音楽ばかりで、また良い音楽が流れましたらリクエストさせて下さい」とお書きになりました。

呉英淑:スタッフはこれからもリスナーの皆さんに力となり楽観を持たせる音楽を多く流しますので、どうぞ宜しく。音楽のご感想はもちろんお好きな音楽、お聞きになりたい音楽がありましたらご遠慮なくリクエストなさって下さい。

シン・ヨンイル:「朝鮮の声」放送の親しい友人である広島県みやけひでみつさんがまた、10月28日付の受信報告が添えられたお便りをお送りになりましたが、みやけさんはその間のご自分の生活について、こう書いておられました。

「今年も残り少なくなりました。今年も大変お世話になりました。暫らくお便り出来なくて申し訳ありません。椎間板ヘルニアで辛い思いをしておりました。冬のスケジュールになり『朝鮮の声』放送を聞いた2018年10月28日の放送ですが、9650kHzが途中から聞こえなくなり、7580kHzで弱いながら聞こえてくれました。『豆知識コンクール』に参加出来なくてすみませんでした。椎間板ヘルニアで仕事も出来なくても、ようやく最近少し楽になりました。2018年は朝鮮にとってアメリカと和解が成立した大きな出来事がある年でした。アメリカのトランプ大統領が朝鮮の事をあんなに非難しており、正直言って怖かったです。金正恩指導者がトランプ氏の挑発に乗らないでここまで来た事を見れば、頭の良い方です。自分ならあんなに挑発されたらされてしまいます。うまく行って2019年の朝鮮の未来をつくって下さい」

呉英淑:スタッフは、みやけひでみつさんが椎間板ヘルニアで苦しい思いをしながらも「朝鮮の声」放送に深い関心を寄せておられるという事が、お便りを通じて良く分かりました。放送を通じて朝鮮の情勢の変化や敬愛する最高指導者金正恩委員長の革命活動についてお聞きになり、変わりなくエールを送って下さる事にお礼を申し上げます。

シン・ヨンイル:正義感が強く悪を懲らす思いを持っておられるリスナーの皆さんが、日本には大勢居られますね。このようなリスナーの皆さんの熱い思いに支えられて、「朝鮮の声」放送はその力を十二分に発揮するでしょう。

呉英淑:いつもお便りをお送りになり、この時間を実り豊かなものに飾って下さるリスナーの皆さんに改めてお礼を申し上げます。ではリスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

(「朝鮮の声」郵便箱)

2018.12.09 サイト音声再生不可、短波放送聞き書き、一部不明
 

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Last-modified: 2018-12-10 (月) 18:58:05